BULL / ブル 心を操る天才
今回は「偏見」が鍵のお話
第2話のエピソードタイトル『8Dの女』。
8Dって4Dの進化版かと思ってたお馬鹿さんがいたらしい。
立体映像やらホログラムやらなんかすんごく科学技術発達させたものが出てくるのかと思ったと。
あほですねー。正解は飛行機の「8Dの席に座っていた女」という意味でした。
いや、ドラマ見る前にタイトルだけ読んだらそう思うでしょ。
アメリカだし。(偏見)
BULL / ブル 法廷を操る男 第2話『8Dの女』の感想を徒然なるままに書いていく。
第2話『8Dの女』ざっくりあらすじ
エッセンス航空1372便が空港から5000キロ地点に墜落。
乗客62人は全員死亡の大事故だったが、奇跡的にパイロットの一人が生存していた。
国家運輸安全委員会は風速と風向きの急変に機長か緊急時の手順に背き制御を失ったため起こった事故だと結論づけた。
テイラー・マシスン機長は事故の衝撃で墜落時の記憶が無かったが、ブルは彼女に会って機長の操縦ミスによる事故ではないと直感する。
テイラー・マシスン機長は遺族との和解はせずミスではないことを証明するため裁判に挑む。
しかし女性パイロットに対する偏見があり不利な状況が続く──。
今回の裁判
テイラー・マシスン機長の操縦ミスで起きた事故だと航空会社、国家運輸安全委員会、陪審員や世間は思っている。
その根底にあるのが「機長が女性だから」という偏見であった。
航空会社や国家運輸安全委員会は責任を擦り付けたかった思惑が強かったとも考えられる。
この偏見を覆すことが裁判で勝つための決め手である。
女のヒーローは考えにくい、いじめの反撃をするのは男、ゲイが強いわけがない。
いろんな偏見の例があったがアメリカも中々の偏見や差別の国だなと思った。
特にいまの時局(世界的コロナパニック)で差別や偏見や他者攻撃は無くなることのないことだなと実感していただけに、陪審員の偏見を無くして裁判に勝つというのは現実には難しいことだろうと思いながら見ていた。
テイラー・マシスン機長も彼女のための裁判なのに「もう、うんざりよ」と投げやりにブルにあたっていた。
同性だがいかにもな女の嫌な面を出しているテイラーにイラっとしてしまった。
脚本家は「まんまとイラッとしてやがる」とほくそ笑んでいることだろう。
そして今週はTAC社のやり方がちょっと分かった回だった。
擬似陪審員は裁判を生傍聴していて、傍聴席で掌から生体センサーの観測データをTAC社に送っている。そのデータをリアルタイムで見ながらマリッサとケイブルが情報収集し法廷にいるブルに伝えていた。
ブルは擬似陪審員の反応と本物の陪審員の表情や態度から裁判の流れを読み裁判をコントロールしていく。
絶対無理! 注目度の高い裁判だったら擬似陪審員の傍聴席とれないんじゃないかと思うのだが。
弁護特権で席の確保が出来るのだろうか?
遺族ならまだしも擬似陪審員だしな。
それにしても擬似陪審員のギャラが気になるー。
ちょっとカンニングみたいだから現実で擬似陪審員が流行ったら傍聴は禁止されそうだな。
今回の『BULL / ブル 法廷を操る男』も面白かった。
第3話も期待!
これまでの役のイメージ
【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー
心理学者。
子供時代は人の顔色を伺って生きてきた。何かしらのトラウマがありそう?
元妻は同僚ベニーの姉。
航空免許と心理学の博士号を3つ持っている。
【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス
トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。
Drブルの元義弟。
イエール大学で法律を学び、以前は地区検事局にいたざクビになっている。
今回一年ぶりに本物の法廷に立つ。
「模擬裁判では何度負けてもいい。でも本物の裁判は……」弁護士のプレッシャーを感じる。
【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー
むかし政府機関にいた優秀な人材。
Drブルの秘書?右腕?的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。
【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー
元FBI?
強い。体力ありそう。美人。カッコいい。
ハッカー。情報収集担当。
嫌な客のコーヒーに何かしちゃうくらいには強い女性。何をしたのかは不明。
【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン
一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。
過去に一流ファッション誌VOGUEにいた。
大学時代はアメフト部所属でプロを狙えるほどの選手だった。
同性愛者。奇抜なスーツとネクタイがよく似合う。
以上、BULL / ブル 法廷を操る男 第2話『8Dの女』 たまこ の感想でした🐯
第3話の感想記事はこちら↓