BULL / ブル 心を操る天才
今回は「アメリカ南部」での裁判のお話。
アメリカ南部はカウボーイハットやロデオ、声が大きくて銃大好きで「自分の身は自分で守る」がモットー。
閉鎖的で身内に甘く余所者に厳しいイメージ。あとワニ。
全て映画や海外ドラマから得た薄い知識である。
ステレオタイプにもほどがある。
BULL / ブル 法廷を操る男 第4話『地獄の町』の感想を徒然なるままに書いていく。
第4話『地獄の町』ざっくりあらすじ
科学者であるケリー・ケッチャムは血友病の妹を助けるために薬を開発。その薬はほとんど無料で全国に流通させると公表した。
しかし大手製薬会社ウィンジェン製薬のCEOエロル・ウィンドミアが薬の特許を侵害されたとケリーを訴えたのだ。
裁判はテキサス州カリストで行われる。そこはかつてブルが裁判で敗北した町であり、法曹界では地獄になぞらえられる町だった。
原告ウィンドミアには地元の有力者であり人気のダイアナ・リンジーがついた。
ブルたちはカリストの地についた時からさまざまな妨害にあう。
今回の裁判
今回の敵は『町』である。
海外ドラマでおなじみの『アメリカ南部は閉鎖的で身内に甘く余所者に厳しい』という設定。
設定というかドラマほどではなくとも閉鎖的なのは事実なんだろうと思う。
テキサス州カリスト裁判は法曹界では地獄になぞらえられるとブルたちも言っていたが、これはどこまで事実なのだろうか?
京都人がぶぶ漬けをすすめるのは「早くお帰りください」の合図みたいな、その土地のイメージを表す都市伝説的なものなのか。
それにしてもカリストの町ひどい。
町が酷いというか裁判のシステムとして狂ってる。
飛行機を降りてから荷物紛失、ホテル予約ミスなどの妨害。会議室代わりの馬小屋は荒らされ資料やPCの盗難。
これらは原告側弁護事務所の仕業なのは明らかだ。
裁判長も杜撰。
陪審員選出中に嵐の避難警報がでてしまい陪審員は裁判長の一存で選ばれてしまう。
疑似陪審員を傍聴席に入れようとしたら、みんな顔見知りだからか「なにしに来た?関係ないものは退出しろ」と追い出してしまう。
いやいや。傍聴の権利は誰にでもあるでしょ!
親戚のおじさん感まるだしで裁判長の仕事しないでほしい。
人の人生を左右する裁判は法律に則ってください。
四角四面な裁判長を希望します!
町の人たちが地元弁護士を応援してしまうのは仕方がないとも思える。諦められる。
知らない人より知ってる人を信用するのは当然だもん。
現実でも陪審員の黒人が黒人に甘く、白人が白人に甘くなるのもよく聞くパターンもまぁ仕方がない。
でも弁護士と裁判長はダメだ!
こんな裁判あり得るのか?
私がアメリカに夢を見すぎているのかもしれない。
アメリカは不平等には世間がうるさくなんでも訴訟。
今回の裁判が現実だったら、こんな裁判してましたよー不正だーって告発されデモ隊が練り歩き国に直訴する未来しか見えない。
血友病患者のために病に苦しむ人のため動いているケリーに世間は味方しそう。
資料やPCの窃盗の被害届けだしてないのかな。裁判に勝利したが原告弁護士に何のお咎め無しなのは納得いかないー。
あと海外ドラマあるあるだが、主人公が仕事で戦っている最中のライバルといい感じになるのってリアリティーないわ。
終わってからにして。まんまと騙されてるブルにほれみたことかと思っても悪くないだろう。
今回は全体的にぷんすかしながら見ていたな。
それだけ入り込んで見ていたんだけどね。
そうそう。ダニーが先入捜査でbar?の店員として働いていたのですが、スタイルめっちゃいいの。
デニムのショートパンツ姿美しすぎ。
外国人はただ細いだけでなく筋肉が美しいわ。
太腿とお尻の筋肉でラインがすんばらしく綺麗で良かった。
おっさんみたいな目線で話してしまったが、私は女なのでいやらしさはゼロである。
憧れるスタイルだよねってことです。
何の話だ。
これまでの役のイメージ
【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー
心理学者。航空免許と心理学の博士号を3つ持っている。
子供時代は人の顔色を伺って生きてきた。何かしらのトラウマがありそう?
元妻同僚ベニーの姉と出会う前、カリストで敗北している。それから人を頼るようになりチームメンバーを見つけていった。
「人の行動をなぜそうするのか理解することは、自分を理解すること」
【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス
トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。
Drブルの元義弟。
イエール大学で法律を学び、以前は地区検事局にいたざクビになっている。
原因は無罪と分かっている人を有罪には出来なかったから。本人曰くクビではなく辞めてやった。
第2話で一年ぶりに法廷に立つ。
「模擬裁判では何度負けてもいい。でも本物の裁判は……」弁護士のプレッシャーを感じることから弁護相手のことを考える心の持ち主。
【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー
むかし政府機関にいた優秀な人材。
Drブルの秘書?右腕?的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。
【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー
元FBI捜査官。第4話ではbarの店員に扮し潜入捜査する。
強い。体力ありそう。美人。カッコいい。
いい筋肉で健康的太腿が魅力的。
ハッカー。情報収集担当。
嫌な客のコーヒーに何かしちゃうくらいには強い女性。何をしたのかは不明。
ハッキングして情報収集。
ハッキングして情報操作。
陪審員のPCにハッキングして自分たちに有利になりそうな記事(自作)を送り付ける。
ノリノリで情報操作。
【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン
一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。
過去に一流ファッション誌VOGUEにいた。
大学時代はアメフト部所属でプロを狙えるほどの選手だった。
同性愛者。奇抜なスーツとネクタイがよく似合う。
以上、BULL / ブル 法廷を操る男 第4話『地獄の町』 たまこ の感想でし
第5話の感想記事はこちら↓