BULL/ブル 心を操る天才 シーズン2
今回は『ハリウッド女優の国際養子縁組トラブル』についての裁判
「国際」養子縁組だからトラブルが大きくなった気がするお話だった。
ハリウッド俳優は養子縁組して子育てしている人も多いが、確かに、国際養子縁組しているイメージがある。
養子縁組で実の両親と里親が揉めることは想像に難くなく、国際養子縁組ではさらに国、文化、法律の違いで難しい面もあるのだなと勉強になった。
BULL/ブル2 法廷を操る男 第4話『被告はブル』の感想を徒然なるままに書いていく。
シーズン2 第4話『被告はブル』あらすじ
ハリウッド女優アマヤ・アンドリュースは、エチオピアの児童養護施設から男児を養子に迎えていたが、ある日、息子を返してほしいと実父のアベルが現われた。
アマヤは弁護士キングの勧めでブルに相談に来る。
ブルは男児のためにもアベルと争うのではなく、双方で子育てできるよう取り決めることを提案した。
ブルの助言を受けアマヤはアベルと合意するが、その後にアベルが合意を翻して息子をエチオピアから帰さなかった。
アマヤは息子を失ったのはブルのせいだと責め「あなたから何もかも奪ってみせる」とブルを訴えた──。
今回の裁判
ハリウッド女優アマヤが養子縁組した息子アレクサンダーの実父がエチオピアから息子を取り戻しにきた。
おそらくアマヤは数年はアレクサンダーを育てており実父に渡したくはないが、養子縁組書類の不備がありちょっと不利なためアマヤは弁護士のすすめでブルに相談に来た。
ブルは父親と歩み寄って双方で育ててはとアドバイスする。
数週間後、実父が取り決めを破りアレクサンダーをエチオピアに連れて行ったきり戻ってこなかった。
ブルの助言に従ったせいで息子が実父のエチオピアから帰ってこないと悲しみにくれるアマヤは「あなたから何もかも奪ってみせる。すべてを失う気持ちを味わうといいわ、大切なものすべてをね。そしたら私の思いが分かるはず」もブルを訴えたのだ。
アマヤは息子を失った直後で誰かに怒りをぶつけなけれざ心を保てなかったのかもしれない。気持ちはわからなくもないが、助言に従う決定をしたのは自分なので完全な八つ当たりである。
ブルは代理人としてロナルド・ゲットマン弁護士に依頼する。
レストランを事務所だと言い張る風変わりな男なのだが、ブルの学生時代からの憧れの弁護士らしい。
このゲットマンがブルより背が高いの!
ブル役のマイケル・ウェザリーも身長190㎝くらいあったはずだから、ゲットマン役の人は絶対200㎝は越えてる!
あとなんかゲットマン役の人よく見る気がするから有名な人だと思う。(ブラッド・ギャレットという役者さん)
風変わりに見えて弁護士としては優秀なゲットマンは、熱くなりすぎて判断力を欠くブルをうまく抑えていた。
ブル憧れの弁護士なら今後も登場しそうな予感。
裁判ではマリッサの過去が判明する。
マリッサが養子として育ったことはシーズン1でもちらっと語られていたが、実母が薬物中毒者で子供時代に苦労した経験があることが新たに分かった。
今回の養子縁組トラブルの裁判中に暴かれてしまったマリッサの過去。ブルはマリッサの秘密を守ろうとして──の割には行動遅いのよね。
熱い男ブルに「もっと冷静になって!」と思うシーンがけっこうあった。
裁判はもちろんブル側の勝利。だがそれだけでは終わらないのが『BULL/ブル 法廷を操る男』だ。
息子アレクサンダーをアメリカに連れ戻すことにも成功してアマヤとも和解。すべて丸くおさまったのだ。
絶対、現実でこんなうまくいくわけないけれど、国際養子縁組のメリット・デメリットについて軽く学べて良いお話だったかな。
「シーズン2」での役のイメージ
【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー
心理学者。3つの博士号を持っている。航空免許有。最新機器を扱うのはやや苦手。裁判科学の専門家だが弁護士資格は持っていない。
【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス
トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。イェール大出身で、元地区検事局の検察官。Drブルの元義弟。
【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー
元国土安全保障省にいた優秀な人材。Drブルの右腕的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。心理学、神経言語学の専門家。
恋人ができたかも? 珍しく遅刻したことでブルにばれる。
里子に出されたことがあり、実母は薬物中毒者でつらい過去をもつ。
【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー
元FBI捜査官。地道な聞き込みや張り込み潜入捜査などを担当。捜査官時代の広いコネクションを駆使。
ダニーに新恋人の気配! 名前はハリソン。FBI時代の相棒?
右足義足の白人男性
『相棒を庇って被弾』の新聞記事があり。
優秀なハッカー。情報収集担当。
【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン
一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。同性愛者。
ロースクールで法律の勉強をすることに。弁護士を目指す?
以上、BULL/ブル2 法廷を操る男 第4話『被告はブル』たまこ の感想でした🐯
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