たまこのとられこblog

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映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』あらすじと感想-海底鬼岩城に似すぎでツッコミどころ満載

ドラえもん映画30作品目、つまり映画化30周年! そして漫画連載開始40周年の記念作品。

 

映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の感想を書いていきます。

 

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

 

 

 
ドラえもん のび太の人魚大海戦


公開           2010年3月6日

上映時間    98分

監督           楠葉宏三
脚本           真保裕一


オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん
作詞・作曲   黒須克彦 

編曲              大久保薫 

コーラス       ひまわりキッズ 

うた              mao


エンディングテーマ「帰る場所」
作詞・作曲    SoulJa 

うた               青山テルマ


挿入歌「遠い海から来たあなた」
作詞・うた      武田鉄矢 

作曲                佐孝康夫

編曲                小西貴雄

 


ざっくりあらすじ

スネ夫にスキューバダイビングに行った自慢をされ仲間外れにされるのび太
ダイビングをやりたいとお願いされたドラえもんは、ひみつ道具「架空水面シミュレーターポンプ」で架空の海をつくり本物の魚を架空海で泳がせ地上に擬似海にして町中をダイビングして遊ぶことを提案する。
夜になり架空海に沈んだ町中を泳ぎ魚と戯れのび太ドラえもんは楽しく過ごした。

その翌朝、野比家の庭に倒れる少女をみつけた。
ソフィアと名乗った少女とのび太ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアンスネ夫は仲よくなる。
ちょっとしたアクシデントからソフィアは人魚族のお姫様であることが分かり、海底宮殿に興味があるのび太たち5人はソフィアと一緒に宮殿へ向かう。

海底を旅していると巨大ウツボに襲われてしまう。その巨大ウツボは何者かに操られており、その黒幕たちはしずかちゃんを人魚族の姫と勘違いして誘拐する。

誘拐犯はかつてアクア星で人魚族と共存していた怪魚族で、しずかちゃんを人質に「人魚の剣」を渡すよう要求してきた。

人魚の剣は世界を支配できるほどの力をもつ人魚族の伝説の剣であるが、長い歴史のなかで実在するのか、どこに存在するのかも分からなくなっていた。
しずかちゃんを救出するため、人魚の剣を渡さないため、世界を守るため、のび太たちは人魚族と共に怪魚族と戦う──。

 

 

 

 

『海底鬼岩城』のパクり感

ドラえもんになって2作目のオリジナル映画でした。(1作目は『緑の巨人伝』)
何度か見たことあるはずなのにどんな内容だったかほとんど覚えておらず、あまり印象に残らないお話、それが今までの『人魚大海戦』の感想・評価でした。

そしていま改めて『ドラえもん のび太の人魚大海戦』を見て真っ先に思ったのが「海底鬼岩城」のパクりなのでは? ということでした。


・まず海底が舞台であること。
・海底宮殿を目指し海底の旅をしていること。
・海底で寝泊まりする際のキャンプハウスのデザインが鬼岩城で登場したキャンプハウスと同じだったこと。
戦闘艦のデザインもまんま鬼岩城に登場したものと同じデザインだったこと。
テキオー灯の効き目が切れる寸前というピンチに陥ること。(鬼岩城ではジャイアンスネ夫が、人魚大海戦ではしずかちゃんが死の危険にさらされた。)

 

似ていると思った箇所をざっと挙げてみました。
デザインの酷似などから明らかに『海底鬼岩城』を意識してつくられていると考えられます。

リメイク作品ではないオリジナル作品。
ドラえもん映画ではオリジナル作品はこれで2作品目なので今後の傾向を視聴者に
知らしめるべき時に『海底鬼岩城』へ似せてきたのはガッカリしました。

表面的に面白そうな場面を取り入れただけでオマージュ作品といえるほど海底鬼岩城に対するリスペクトも感じられずパクりにしか思えなくなってしまいました。


怖さ不気味さ、涙ありで強烈な印象を残した『海底鬼岩城』でした。
人魚大海戦』は悪くはないけれど特別印象に残ることはない作品でした。

過去の似た作品があるならそれよりも面白くやってほしい。


ツッコミどころ満載

映画を見ていて

「どうしてこうなるの?」
「いまの意味がわからない」
「いやいや、それはないでしょー」

等々、疑問や矛盾にツッコミいれながら見ていることが皆さん少なからず経験があると思います。

私は観賞後にブログを書くようになってからツッコミながら映画を見ることが以前より多くなりました。

良く言えば細かいところまで見ている。
悪く言えばケチつけながら見ている。


2時間にストーリーを詰め込めばどんな映画にも引っかかる点はでてきます。
その引っかかりを感じない、引っかかりなんてどうでもいいと思わせるような映画が面白い映画だと考えています

それでは『人魚大海戦』がどちらかと聞かれればツッコミどころ満載の「いまいちな映画」だと言えます。


ツッコミ①
人魚族と怪魚族はアクア星から来た地球にやってきた宇宙人です。
アクア星は周辺の月と並ぶと五角形にみえるらしいと聞いたスネ夫は「ぎょしゃ座」じゃないかと推測します。
けれど詳しい星の位置がわからないスネ夫に友人たちは責める。
ここ理不尽です。推測出来ただけでも素晴らしい活躍だと思います。

ぎょしゃ座はアクア星の言う5角形とは別物かもしれません。地球からみたら5角形というだけですから。

 

ツッコミ②
ぎょしゃ座を探そうにも冬の星座は夏の今は見えなくて困っていたとき、「そうだ! 今が冬で夜の国に行けばいいんだ!」そうしてどこでもドアで天体観測に出かけます。

いや?どこの国でも冬なら見られる星座ではないと思うのですが……。
星ってそういうものだっけ?

 


ツッコミ③
人魚族の姫ソフィアを送り届けるのに旅をする必要性を感じない。
ソフィアは泳いでる時にひみつ道具の「お座敷釣り堀」で迷い混んできた訳ですから、お座敷釣り堀のその時の座標に行けばすぐ帰れたはず。
仲間と海底の旅するという場面が欲しかっただけにしか見えず、これも『海底鬼岩城』の海底キャンプを真似したいがためと穿った見方をしてしまいパクりだと感じさせる一因でした。

 

ツッコミ④

武田鉄矢さんのうたが聞けたのは嬉しいのですが、挿入場面が合わなかったのが残念でした。

かなり序盤に流れているのは違和感しかなかった。曲も歌声も素晴らしいだけに、エンディングの方が良かったのではないかと思います。

 

ツッコミ⑤

怪魚族の王ブイキンと一騎討ちするソフィアですが、少女の姫様が直接戦いにでなくてもいいのではないでしょうか

軍隊とかいないのかな人魚族。


まとめ

感想ブログを書くのにドラえもん映画を最初から順番に見ているため、どうしても今までのドラえもん映画作品と比べて考えてしまうところがあります。
そのため批判めいた内容が多くなりましたが、『人魚大海戦』はそれなりに面白い映画でした。
ストーリーも特別悪くはないですし、海底に暮らす人魚姫いうキャラにもワクワクします。
怖さや残酷さはなく、少し説教くさい海を綺麗にしましょうという分かりやすいテーマもあります。
小さい子どもにも安心して見せられる作品だと思います。 

 

以上、映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』 たまこ の感想でした🐯