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映画『ドラえもん のび太の日本誕生』あらすじと感想-壮大な家出計画

平成最初のドラえもん映画。

 

ドラえもん映画10作品目!『ドラえもんのび太の日本誕生』の感想を書いていきます。

 
映画ドラえもん のび太の日本誕生

 

 
ドラえもん のび太の日本誕生


公開           1989年3月11日

上映時間    100分

監督            芝山努
脚本            藤子・F・不二雄

 

オープニングテーマ「ドラえもんのうた」
作詞             楠部工

補作詞         ばばすすむ

編曲·作曲    菊池俊輔

うた             山野さと子

 

エンディングテーマ「時の旅人」
作詞       武田鉄矢

作曲       堀内孝雄

編曲        若草恵

うた        西田敏行

 


ざっくりあらすじ


のび太は家でも学校でも怒られてばかりの日々に嫌気がさし、家出を決意する。

しかし、日本中の隅から隅までだれかの土地で、生活する場所が見つけられない。

そんな中、野比家ではパパが上司のペットであるハムスターを預かることになり、ネズミ嫌いのドラえもんは発狂して家出してしまう。

同じく家出してきたジャイアンスネ夫、しずかちゃんと合流し5人で、「まだ誰のものでもない大昔の日本へ行こう」とタイムマシンで過去へ出発する。


タイムマシンで過去へ行く途中、時空乱流に巻き込まれそうになるも無事に7万年前の日本へ到着。


衣食住を整え誰にも邪魔されない生活を満喫した5人は、一度日本へ帰ることに。

その翌日、のび太の部屋で原始人の少年と遭遇。


ドラえもんは彼が時空乱流に巻き込まれ神隠しにあったことを突き止める。

少年はヒカリ族のククルという名で、自分の村が不死身の精霊王ギガゾンビ率いるクラヤミ族に拐われたという。

のび太たちはククルを送り届け、ヒカリ族を救出することに───。

 


不死身の精霊王 ギガゾンビ

 

ヒカリ族を救出し日本で新たな村をつくるよう進めたドラえもんたち。
そのころのび太がペットとしてつくった、ペガサスのペガ、ドラゴンのドラコ、グリフィンのグリが行方不明に。
可愛がっていたのび太は落ち込みますが、村の再建が優先です。
ヒカリ族の人々はドラゾンビをすっかり信じて手厚くもてなしてくれます。

宴の席での「ドラゾンビさまに~導かれ~♪♪」という村人の歌が小さいこれから好きでよく真似していたものです。笑

その後、現代日本に帰宅。
安心仕切っていた5人ですが、ヒカリ族奪還の時に戦ったツチダマが明らかに未来の技術であることをしり再び村に。時すでに遅しで、ヒカリ族は連れ去られた後でした。
ギガゾンビからのメッセージも残されており、すぐ救出に向かう5人。

ギガゾンビのアジトにたどり着いた時にはのび太だけ猛吹雪のなかはぐれていました。

4人でギガゾンビに対峙するも、クラヤミ族を支配していたギガゾンビは未来人でドラえもんでも手も足もでません。

ギガゾンビは時間犯罪者で、原始時代から自分が関与し地球の歴史を手に入れるのが目的。
亜空間破壊装置が完成すれば、タイムパトロールもこの時代には近づけなくなる。ギガゾンビの野望の達成は間近です。

のび太たちが関わらなければギガゾンビの思う通りになっていたかと思うと本当に危機一髪でした。

 

 

未来人にはタイムパトロール


ギガゾンビのアジトに向かう途中、猛吹雪のなかはぐれたのび太
寒さのあまり幻覚をみます。
ドラえもんが裁判官でドラえもんが弁護士の「明らかに夢」な夢。
ラーメンのスープを飲み干すのび太
喋るマンモスにギガゾンビ発見を頼まれ、謎の小箱を託されるのび太

目が覚めたのび太は全てが夢ではなかったことより、ペガ、グリ、ドラコとの再会に不思議より嬉しさが勝っていました。

ペガたちと共にドラえもんたちを救いだしますが、落盤で閉じ込められ絶体絶命。
謎の小箱のボタンを押し、タイムパトロールが助けに来てくれ、雪の中のび太を助けてくれたマンモスはタイムパトロールだったのだと気がつきます。
ギガゾンビのアジトを突き止めたタイムパトロールにより、ギガゾンビ逮捕でめでたしめでたし。

敵であるギガゾンビのほうがドラえもんよりも技術ある未来の人間のため、ギガゾンビvsドラえもんのび太たちの直接的な戦いというのは少なめでした。
少なめというよりほぼないですが、困難な状況、仲間のピンチ、ハラハラドキドキ展開に直接戦闘がなくとも楽しめました。

 


精霊大王 ドラゾンビ

今回はドラえもんが可愛い。
パパが上司の旅行中にペットを預かることになりますが、そのペットがハムスター。ネズミ嫌いなドラえもんからしたらネズミもハムスターも同じようなものだったらしく、泣き叫んで家出してしまいます。
泣きながらのび太たち家出組と合流しているのは本当に可愛かった。

時空乱流で神隠しにあったククルのため、ヒカリ族を救うため。ヒカリ族を拐ったクラヤミ族を動かす不死身の精霊王ギガゾンビに対抗して、精霊大王ドラゾンビを演じます。
派手なメイクと演出でかなりノリノリなドラえもんドラえもんは大人な保護者ではなく、のび太より少し年上なお兄ちゃん的な存在なんだなーと微笑ましく思います。

 

 

壮大な家出


自分たちで家を造り、景観を整え、食事を準備?し、ペットまでつくる。
太めの大根の中身が美味しそうな料理というのは誰しも一度は食べてみたいと憧れるのではないでしょうか?
可愛い幻獣系ペットも飼いたかった。私はドラコが好きでした。

 

行方不明だったペガ、グリ、ドラコと再会したものの、タイムパトロールが3匹は空想サファリパークへ連れていくことになり涙、涙です。

20世紀の日本には連れていけず、7万年前のこの場にも置いていけず、仕方ないですが悲しくてさよならの場面は切なかったです。

悲しみながらも、普通に犬や猫でも野比家では飼えないよねーと冷静に考えてはいけないことを考えている自分もいましたけどね。


お別れのシーンで流れるエンディングテーマ曲がまた素敵なんです。

西田敏行さんが歌っていたことを知らなくて驚きました。

優しげなおじさん(褒めてる)の声の安心感が半端ないです。

 

 

まとめ

 

日本誕生は壮大な秘密基地作りがワクワクと楽しく、ギガゾンビやツチダマの不気味さにちょっと怯え、ペガたちとの別れに涙する。

感情揺さぶられまくりな作品でした。

 

 

 

以上、映画『ドラえもん のび太の日本誕生』 たまこ  の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ

 

映画『ドラえもんのび太の日本誕生』

 

 

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