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映画『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』あらすじと感想-のび太とのび助と出来杉くん

のび太の父のび助登場!

映画ではなくテレビスペシャルのような気楽に見るにはちょうど良い映画?


ドラえもん映画32作品目ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー』の感想を書いていきます。

 
映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー

 

 

 


ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー


公開          2012年3月3日

上映時間   99分

監督          楠葉宏三

脚本          清水東


オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん

作詞・作曲   黒須克彦 

編曲              大久保薫 

うた              mao

コーラス       ひまわりキッズ


エンディングテーマ「生きてる生きてく

歌・作詞・作曲  福山雅治 

編曲                    福山雅治井上鑑


挿入歌「キミのひかり」

作詞                 マイクスギヤマ 

作曲・編曲      沢田完 

うた                 堀江美都子


ざっくりあらすじ


のび太は「大切に育てるから」という約束のもとパパにカブトムシを買ってもらう。

のび太のカブトムシ・カブ太は小さく弱かったため虫相撲で負けてしまう。

もっと大きくて強いカブトムシが欲しいと駄々をこね、ドラえもんは遊びに来ていたドラミちゃんと300年前のニュージーランドを捜索する。

捜索中に誤ってジャイアントモアを捕獲してしまうが、元の場所に戻して絶滅してしまうのは可哀想だとのび太は訴える。


のび太に頼まれドラミちゃんはジャイアントモアを引き取ってくれる絶滅動物保護施設のある「奇跡の島、ベレーガモンド島」を見つけてきてくれた。


絶滅動物保護施設からの迎えを頼んだドラミちゃんだが、迎えのロボット・ゴンスケの手違いで父・のび助を奇跡の島へと連れていき迷子にさせてしまう。


その後のび太も奇跡の島に行きジャイアントモアを引き渡し帰宅するが、島から無断で大きなカブトムシを持ち帰ってきていた。

カブトムシを取り戻しにゴンスケのび太ドラえもんを連行する。その時にジャイアンスネ夫、しずかちゃんも巻き添えで連れていかれてしまう。


5人はせっかく来たので絶滅動物の見学をすることになり、そこで奇跡の島に宿る不思議な力は「ゴールデンヘラクレス」が力の源であることを知る。


同じ頃、原住民ロッコロ族と記憶を無くした迷子ののび助はゴールデンヘラクレスを狙うハンターに追われていた──。

 

 


出来杉くん嫌なやつ問題


2005年ドラえもん声優陣が一斉交代した時からいわゆる「ドラえもん」となりました。

私はドラえもん映画は大人になっても見てましたが、普段のアニメ放送はおっていません。特に新ドラえもんになってからはもうほとんど見ていなかったと思います。

なので普段のアニメで旧ドラえもんとの設定の違いがあったとしても分からない。


ドラえもん出来杉くんって普段からあんなに嫌な感じな人なの?


ドラえもん映画では出来杉くんの出番は少ないながら、彼の発言は強烈に印象に残る存在感ある役どころでした。もちろん良い意味でです。

正義感が強く秀才博識な出来杉くんはのび太たちに頼られ嫌な顔せず教えてくれる人というイメージがあったため、今回のちょっと小馬鹿にした物言いに驚きました


そういえば『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』で野球する場所をのび太に押し付けるのを出来杉くんも側で見ていて違和感があったなと思いだしました。

きっとこれが新ドラえもん出来杉くんなのでしょう。残念です。

 

のび太がダメダメ人間すぎる


おっちょこちょいでドジでマヌケでどうしようもない少年のび太

だからドラえもんが未来から来てお世話しているのですが、それにしても今回の映画の中でのび太がダメダメ人間すぎる。


映画では出来ないなりに努力していたり、優しい少年であったり、ダメな所もあるけれど格好いい活躍が出来る少年

それが映画ののび太だったはずなのに、今作でいいところあったかな?というくらいダメなとこばかり目につきました。


特に気になったのが2ヶ所


ひとつはスネ夫が人質としてとられたのにドラえもんの道具がないからと助けに行くのを躊躇するところ。

今までの映画なら真っ先に考えなしに助けに行こうと言うのがのび太で、冷静に自分たちが不利だと躊躇するのがスネ夫というパターンでした。

ちょっと違和感あり。


ふたつめは、のび太が絶滅動物保護施設の島からカブトムシをこっそり持って帰ってしまったことです。

普通に窃盗ですよ。


ゴンスケに連行されますがカブトムシを返して謝罪したら特におとがめもなく、島の見学をしたいと申し入れる図々しさ。

悪いことをして連れてこられたのに自分の希望を通すのはお世話ロボットとして止めようよドラえもん

 


のび太のパパは昭和


野比のび太の父親である野比のび助

今作はのび太と子供のび助が一緒に敵と戦うお話でした。


子供のび助と「友情」を育んでいる合間に大人のび助パパとママによる「親子愛」も出されて少しどっちつかずになってしまった感があります。


のび太とのび助、あまり2人の絡みもなくのび助は必要だったのかは疑問です。

 

のび太と子供時代ののび助のエピソードは原作でもアニメでもいくつかありました。

私はリンドウのお婆さんとのび助のお話が好でした。


さて。そんなのび助のお話ですが、のび助の父は頑固で躾で殴ったりは当たり前な時代を生きる人で、町並みも生活も人間関係ものび助の子供時代はまさに昭和これぞ昭和な時代です。


ドラえもんの世界の時間が進まなければいつまでもパパの子供時代は昭和だと描けますが、今回の映画の中絶滅危惧種特集テレビのアナウンスで「21世紀を生きる我々─」と言っています。


なんと!ドラえもん世界は現実と同じ時間を進んでいるようです。

 

もし2020年の今、パパの子供時代をアニメでやると30年前は1990年【平成2年

です。

昭和じゃない! 頑固親父もメンコやベーゴマで遊ぶ子供もいないです。

パパの子供時代のエピソードは2度と出来ないのかもしれないと思うと少しだけこの映画が特別なものに感じられました。

 

まとめ


今までのドラえもん映画との違いに困惑してしまった『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー』でした。

映画ではなくテレビスペシャルのような気楽に見るにはちょうど良い映画かもしれません。

 

以上、映画『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー』 たまこ の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ

 

 

 

映画『ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』

 

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