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映画『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』あらすじと感想-テンプレートなストーリー

「普通」に楽しめる映画だった!

クレヨンしんちゃん映画第2作品目『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』の感想を書いてみた。

 
映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

 

 

 

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝


公開          1994年4月23日

上映時間   96分

監督          本郷みつる

脚本          本郷みつる

                 原恵一

 

オープニングテーマ曲「オラはにんきもの」

作詞     里乃塚玲央

作曲     小杉保夫

編曲     加藤みちあき

うた     野原しんのすけ矢島晶子


挿入歌 「ああ 果てしないジャングルの中で」

作詞     原恵一

作曲     荒川敏行

うた     野原ひろし(藤原啓治

            野原みさえ(ならはしみき


エンディング 「約束See You!」

作詞      AIKO

作曲      白川明

編曲      小西真理

うた      岸恭子

 

ざっくりあらすじ


ある日の夜、ブリブリ王国の王宮からスンノケシ王子が誘拐されてしまう。

王子を拐ったのは謎の組織ホワイトスネーク団だった。

国王に命じられ親衛隊が王子救出へと向かう。

 

 


しんのすけは商店街の福引きで特賞を当てる。

商品はブリブリ王国5泊6日の旅行券で野原一家は大喜びするが、その福引きは仕組まれたものだった。


野原一家はブリブリ王国への旅のため小型飛行機で出発。

離陸からしばらくして乗員がはしんのすけを狙って襲いかかってきた。

その飛行機はホワイトスネーク団のもので乗員はすべてホワイトスネーク団の人間だった。


銃までもちだしたホワイトスネーク団から逃れるため、野原一家はパラシュートをつかって飛行機から脱出してジャングルに不時着する。


まともな水も食料もないなかジャングルをさ迷っていた時、人になれた白いサルに出会う。

サルに案内され古い遺跡にたどり着き、そこに住み着くサルの群れに助けられ食事にありつく。

その日の夜、子サルがしんのすけチョコビを食べてしまい、食べたチョコビの代わりにブタの鼻の形をした不思議な石のペンダントを貰う。

 

サルに教えられるままジャングルを進み鉄道の線路を見つけ通りかかった列車に乗りこんだ。

やっと落ち着いた時間を過ごしていると、しんのすけを「王子」と呼ぶ女性と出会う。

ルルという名前の彼女はブリブリ王国の王室親衛隊少佐で、誘拐された王子の行方を捜している途中、偶然王子と瓜二つのしんのすけを見つけて彼を王子と間違えたのだった。


その直後、野原一家の居場所を突き止めたホワイトスネーク団が列車に襲撃。

ルルが応戦するがミスターハブに倒され、しんのすけはおかまの二人組ニーナとサリーに連れていかれてしまった。


ホワイトスネーク団の牢にいれられたしんのすけは、そこで自分そっくりのスンノケシ王子と出会う。

 

ホワイトスネーク団のボスであるアナコンダは謎の遺跡にしんのすけとスンノケシ王子を連れていく。

ホワイトスネーク団の目的はなんなのか、しんのすけとスンノケシ王子は無事に帰れるのか──。

 


テンプレなストーリー


映画が終わってまず思ったのが「テンプレなストーリーだったな」ということだった。

 

南の国でジャングルに遺跡。

遺跡にはトラップ満載で坪からは願いを叶える魔人が登場。

強欲にも魔人の力を願い魔人にされてしまう愚かな人間。


全体的に「どこかで見たことあるような設定」である。

「未知な財宝を求めた冒険もの」というテンプレートなストーリーをうまくアレンジしてクレヨンしんちゃんで使っていたと思う。

 


前作の『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』がパラレルワールドの世界で戦うSF映画的だった。

日常ギャグアニメを初映画でこんなぶっとんだ設定の話にするとは、なんてチャレンジャーなんだと思った作品だ。


そんな前作から2作品目である『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』を見て、あまりにありきたりな映画に少し期待外れにも感じた。


つまらなくはない。

クレヨンしんちゃんのギャグも面白かったし、うまくしんのすけを活躍させていた。

特別面白いわけではないが、良くも悪くも「普通」なのだ。

 

 


ひろしとみさえは仲良し夫婦


ひろしとみさえの仲良し描写がたくさんな映画だった。


野原一家は家族仲もいいし仲良し夫婦なのは知っていたが、思ったより仲良し夫婦の描写があって驚いた。

ラストにキスしてたの! 画面には映ってないけどね。


この頃はしんのすけの妹・ひまわりが生まれる前なので野原一家は3人と一匹だ。


ひまわりのいる野原夫婦はこんなにいちゃいちゃしてなかったと思うんだけどな。

ひまわりのいる野原一家の方が馴染みがあるためなんか慣れない。

まぁ夫婦がいちゃいちゃしてなきゃ妹は生まれないわけだから普通なのだが。

 

襲われ飛行機から脱出してジャングルで混乱している中での唐突な夫婦によるミュージカル。

ミュージカル風を挟むのは野原一家あるあるだが、かなり本格的な歌と振り付けでひろしもみさえも上手すぎるのと、体感で数分は続くミュージカルに声を出して笑ってしまった。


ケンカしててもミュージカルで言い合うのは険悪にならない良い方法かもしれない。

声に出して言いたいこと言えてあまり角がたたないのもいいな。

 


おかまの二人組ニーナとサリー


ホワイトスネーク団のニーナとサリーはしんのすけとスンノケシ王子を誘拐した二人組。

 

敵側だが子供を殺すのは拒否、強欲なアナコンダに嫌気がさしホワイトスネーク団はやめる男気のあるおかまだ。

もちろん取り分は貰うつもりの強かさと、誘拐犯なのにブリブリ王国のパーティーに参加しようとするちゃっかりさがあって憎めない。

しんのすけやスンノケシ王子になんだかんだ優しいのも好感がもてる。


今回一番好きなキャラである。

服装が女性らしいサリーはなんか美人に見えるんだよね。口の回り髭で青いけど。

見た目に気を使い、立ち振舞い、言動が女性としての美しさに見せるのかもしれない。

クレヨンしんちゃん見てなぜか女性の美しさについて考えてしまった。


昔からおかまキャラって自分を持ってて強くてカッコいいイメージがある。

これは絶対クレヨンしんちゃんの影響だと思う。

 


まとめ


秘宝を求める悪人にしんのすけが巻き込まれるというテンプレート的なストーリー。

つまらなくはないが特別面白いかと聞かれると悩むところだ。

「普通」に楽しめる映画だった

 

 

以上、映画『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』たまこ の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ

映画『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』

 

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