クレヨンしんちゃん映画第22作品目『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
泣ける!感動する!と評判のロボとーちゃんの感想を書いていく。
『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
公開 2014年4月19日
上映時間 97分
監督 高橋渉
脚本 中島かずき
オープニングテーマ 「キミに100パーセント」
作詞・作曲・編曲 中田ヤスタカ
うた きゃりーぱみゅぱみゅ
エンディングテーマ 「ファミリーパーティー」
作詞・作曲・編曲 中田ヤスタカ
うた きゃりーぱみゅぱみゅ
あらすじ
カンタムロボの映画を観て大はしゃぎのしんのすけとひろしが、テンション高いまま合体ロボごっこをしたことでひろしはギックリ腰になってしまう。
腰を痛めたひろしが病院を探しあるいていると、謎の美女が突然現れマッサージも兼ねてエステの「無料体験」をすすめてきた。
当然、ナイスバディな美女からの無料体験勧誘を受けることに。
エステを終えて家に着いたひろしだったが、そこで自分の体がロボットになっていることに気づく。
ロボットになったひろしを前に警戒心むき出しのみさえ、「ロボとーちゃんだ!」と大喜びのしんのすけ。
ひろしは自分の体がロボットになった原因があのエステサロンであると主張する。
野原一家で再びエステサロンを訪れるがそこは空き地だった。
警察にも相談したがエステサロンの手がかりは見つからず、仕方なくロボとーちゃんひろしとして過ごすことになる。
ロボとーちゃんは万能ロボで、家でも仕事でも大活躍。ロボとーちゃんとしてそれなりに楽しい日々をおくっていた。
そんなロボットになったひろしを監視する組織があった。
その謎の組織はひろしをロボとーちゃんに改造した組織であり、ロボとーちゃんにさらなる改造を施した。
改造により亭主関白ロボとーちゃんとなったひろしは、邪険に扱われる日本の弱い父親達の復権を企てる『父ゆれ同盟』を結成しカスカベを支配する──。
父親の家族愛
『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』は父親目線の家族への想いが描かれていて面白い。父親と家族の絆物語がメインなのは珍しいと思う。
お母さんと子供の絆の物語は多いがお父さんは存在感薄いよね。
母の日は覚えていても父の日って忘れがちのようにね。
今回はロボとーちゃんが家族と過ごす楽しい日々が幸せそのものだった。見ていて素敵だなと思える家族の日常。ただし父親はロボットというだけ。それだけ。
楽しい日々だったのに本当の意味では受け入れられていなかったことに気付かされる切なさ。泣ける。
消える(死)の恐怖よりも家族のために死を覚悟するのも格好いい。号泣だった。
ロボとーちゃん視点なので消え行くシーンは感情移入半端ない。
男性、特に父親ならば更にロボとーちゃんに共感して泣けるはず。
クレヨンしんちゃんは父親ひろし(本物)の子供を思う気持ちがストレートに表現されてるのが素敵映画の一因だと思う。
頑固で素直じゃない、口ではなく態度で子供を思ってる系父親のお話はよく見る。それら頑固父親系ストーリーも好きだけれども、きちんと言葉にだして形振りかまわないひろしも好き。
「家族は、オレが守る!!」と宣言し実行するひろし格好いいよ。
戦闘シーンのギャグがくどい
ラスト戦闘のギャグが長い。
モノマネテレビって人気なのかもしれないが、あまり見てこなかったからはまらなかった。ただただ長いなー飽きたなーと。
ロボとーちゃんのストーリーはシリアス(というか真面目)になりすぎるため、巨大ロボ戦闘シーンにギャグが詰め込まれたのかな?
ロボとーちゃんという存在がギャグのようなビジュアルなのだからその他でギャグ全開に振り切る必要もない。
戦闘シーンも真面目にかっこよくやれれば感動路線で突っ走ってたと思うがクレヨンしんちゃんはギャグ戦闘が売りだから難しいところだ。
感動映画として評判の作品
『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』は泣ける! 感動する! クレヨンしんちゃん映画上位に入る感動映画!
特に調べてなくても上記のような『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のこれらの評判は耳にも目にも入っていた。
感動映画なのかーと、とても楽しみにしていた作品なのだが。
前評判高過ぎた!!
いや、泣いたけれども! 感動したけれども!
クレヨンしんちゃん映画の中で上位に入るかと言われたらBest3 にははいらないかも。個人的にBest5も危うい。
ロボとーちゃん目線のストーリーは男性には感動直撃だろう。男性からの評価が高そう。
まとめ
前評判が高過ぎたが、確かに泣けて感動する映画だった。
父親の家族愛物語は新鮮でひろしが格好いい! 父親目線のストーリーなので男性に特にオススメの作品。
以上、映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』たまこ の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ
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