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映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』あらすじと感想-王道子供向けアニメ映画

ドラえもんの中では怖さ残酷さが少なく、王道子供向けアニメ映画といえる作品。


ドラえもん映画22作品目ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の感想を書いていきます!

 


映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち

 

  

ドラえもん のび太と翼の勇者たち

公開           2001年3月10日

上映時間    91分

監督           芝山努
脚本           岸間信明


オープニングテーマ「ドラえもんのうた」
作詞             楠部工

作曲・編曲  菊池俊輔

うた             山野さと子


エンディングテーマ「Love you close」
作詞              森浩美

作曲             上田知華

編曲             大坪穂稔

うた             知念里奈

 


ざっくりあらすじ

のび太出来杉から「鳥人」の話を聞き、その存在に強く憧れていた。
鳥人のように自分の力だけで空を飛びたくて翼を自作し、ドラえもんと裏山で飛行練習していた。
当然のび太は飛行失敗ばかり。
ふて腐れているところに逃げたピーコを追いかけるしずかちゃんとあい、代わりにピーコを捕まえにいく。
ピーコ捕獲寸前で鳥人少年グースケが人間世界に落ちてきた。

グースケが鳥人世界バードピアに戻れるようにのび太たちは協力する。
壊れたグースケの飛行機スノーグース号を修理しテスト飛行を始める。
しかしグースケが落ちてきたところを目撃していたジャイアンスネ夫がスノーグース号に掴まって飛行してしまった。
グースケ、ジャイアンスネ夫はそのままバードピアへと行ってしまう。
のび太ドラえもん、しずかちゃんは3人を追ってバードピアへ向かう。

人間のいない世界であるバードピアではひみつ道具「バードキャップ」で鳥人のふりをして過ごす。
人間界の鳥類を保護する「渡り鳥パトロール隊」の入隊テスト「イカロスレース」にも参加したりとバードピアを楽しんでいた。
だがそんな平和なバードピアで、人間嫌いなカラス警備隊のジーグリード長官は古代兵器フェニキアを蘇らせ人間世界への侵略を目論んでいた──。

 

 


バードピアは地球のパラレルワールド

22世紀の人間嫌いな鳥類学者・鳥野博士。鳥しかいない古代の時代へ行き楽しく暮らそうとします。
タイムマシンで移動中に時空間の乱れに巻き込まれます。
そしてたどり着いたのがもうひとつ地球パラレルワールドだったのです!

パラレルワールドなら歴史変える心配もないし鳥たちを進化させよう。そうしよう
そして誕生したのが鳥人グースケたちの祖先でした。

鳥人は未来人による好奇心から誕生した瞬間です。歴史がかわる心配がないなら挑戦したい、さすが科学者といったところです。

 

古代兵器フェニキアとは


古代兵器フェニキアを封印したのも鳥野博士でした。
フェニキアとは恐竜のような大型生物で鳥人の天敵。鳥野博士はフェニキアを封印し子孫にもフェニキアを復活させるなと警告しています。

ジーグリード長官はフェニキアを復活させてしまいます。
ドラえもんひみつ道具進化退化放射線」でフェニキアを退化させようと試みるも妨害にあいフェニキア『進化』させてしまいます。

状況を悪化させてしまったドラえもん
ドラえもんの持っている武器(空気砲とか)では太刀打ちできないほどフェニキアが強くなってしまいます。
倒すために鳥野博士が使ってたタイムマシンで地球が出来る前にフェニキアを送ります
タイムマシンとともに宇宙空間に漂うフェニキア。バードピアの平和は守られました。
フェニキアの負けかたがジョジョっぽいと思ったのは秘密です。

 


飛べない鳥人グースケ

グースケは飛べる種族の鳥人ですが自分の翼で飛べません。
幼いころに落下した恐怖からトラウマで飛べないようです。
そのため自転車型飛行機スノーグース号で空を飛びます。その速度は鳥人の翼と同等で、イカロスレースで優勝できるほどです。

イカロスレース完走者は渡り鳥パトロール隊に所属できます。渡り鳥パトロール鳥人にとって憧れの職業のようで、イカロスレースもバードピアでは一大イベントです。
グースケも同率一位でしたが自分の翼で飛べないという理由で失格とされ悔しい思いをします。
ジーグリード長官の差し金です。自分も翼を負傷してから飛べないのに、飛べない鳥人の気持ちを思いやれないなんて酷いやつです。

最後にバードキャップを失ったのび太を助けるためトラウマを克服し飛べるようになったグースケです。
安易に悔しい思いをしたからトラウマを克服ではなく、友の命の危機にトラウマを克服というのが良かったです。


落下したトラウマで飛べないグースケ。落下したのは本当に生まれたばかりのころで記憶にはないと思われます。
それでもトラウマで飛べない。
作中でグースケの弟が生まれスネ夫になついていました。
なつきすぎてスネ夫の帽子に潜りこみイカロスレースを一緒に完走しました。
生まれたばかりでイカロスレース完走を体験したグースケ弟は、この経験を生かして将来大物になるかもしれません。


しずかちゃんの飼っているピーコ

しずかちゃんはピーコという黄色い小鳥を飼っています。
アニメだとピーコはたまーに登場します。『ドラえもんのび太と鉄人兵団』ではリルルを閉じ込めるのにピーコの鳥籠を使っていました。

普段は影の薄いピーコですが、今回はピーコもバードピアへと行っていました。
フェニキアがバードピアを襲っているなか、しずかちゃんはピーコを助けるために燃えている町へと戻ります。
鳥人の理念である「人と鳥との共存」を象徴するかのようなシーンでした。

しずかちゃんの心優しさにもほっこりします。でも火事の中に戻ってはいけません

 

まとめ

グースケ少年との友情、努力の大切さ、熱いレース、諦めない心、他者への思いやり、恐竜との戦い、バードピアという楽しい世界観などなど盛りだくさんなストーリーで楽しめました。
ドラえもんの中では怖さや残酷さが少ないため、小さい子供でも安心して楽しめる映画です。まさに王道子供向けアニメ映画といむた作品です。

 

以上、映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』たまこ の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ

 

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