たまこのとられこblog

本、映画、海外ドラマ、アニメの感想、記録するブログ!

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読書

知念実希人『ヨモツイクサ』感想−バイオSFアニマルパニックホラでミステリー!?

けっこうグロい描写あるので注意! 「その森には何かがいる」 戦慄のバイオ・ホラー 『ヨモツイクサ』 バイオホラー どんでん? 謎は残る(ネタバレあり感想) まとめ ヨモツイクサ

アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』感想−なんとなく“知ってる”超有名古典ミステリー!

さすが長年愛され続けている作品だけあって期待を裏切らない面白さだった! 『そして誰もいなくなった』 超有名古典ミステリー この殺人は緻密か稚拙か サイコパスと正義感 まとめ そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

白井智之『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件』感想‐怒涛の畳み掛け!読みきったときの満足感が良い!!

『名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件』 『名探偵のはらわた』シリーズ モチーフ キャラの癖が強い 無駄がない まとめ 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―

アガサ・クリスティー『邪悪の家』感想-苦戦するポアロ

エルキュール・ポアロ シリーズ長編6作目 『邪悪の家』 引退したいポアロ 苦戦するポアロ A〜Jの容疑者! 衝撃の〇〇 まとめ 邪悪の家 (クリスティー文庫)

賀十つばさ『バニラな毎日』感想−ほっこりものお菓子連作短編集

美味しそうな表紙に一目惚れ! 『バニラな毎日』 ほっこり連作短編集 白井&佐渡谷コンビ 美味しそうなお菓子 まとめ バニラな毎日 (幻冬舎文庫)

綾辻行人『最後の記憶』感想−幻想的ホラーと現実的な恐怖

『最後の記憶』 幻想系ホラー 怖いポイント オカルト>ミステリー まとめ 最後の記憶 (角川文庫)

阿津川辰海 斜線堂有紀『あなたへの挑戦状』感想‐新世代人気ミステリ作家ふたりによる“競作”!それぞれの個性が輝く!

阿津川辰海「水槽城の殺人」と斜線堂有紀「ありふれた眠り」の二作品が収録された一冊 どちらの作品もその作家さん“らしさ”全開で面白かった!作家さんファンなら読むべし! どちらの作家さんの作品を初めて見る人にも、作風を把握しやすいのでオススメしま…

アガサ・クリスティ『青列車の秘密』感想-素敵女性キャサリン・グレーはセント・メアリ・ミード村出身!

エルキュール・ポアロ シリーズ5作目 『青列車の秘密』 ゲストヒロイン キャサリン・グレー ロマンスサスペンス 魅力的なポアロ まとめ 青列車の秘密 (クリスティー文庫)

方丈貴恵『名探偵に甘美なる死を』感想−VR仮想空間で本格館もの本格ミステリー!

〈竜泉家の一族〉シリーズ三作目! シリーズ全て読まないと楽しめません!! 絶対にシリーズ順に読んできてからこの三作目を読みましょう! ちりばめられた伏線、密室の謎、二つの読者への挑戦 『時空旅行者の砂時計』『孤島の来訪者』に続く 〈竜泉家の一族…

『ストーンサークルの殺人』M・W・クレイヴン/感想−犯罪捜査系海外ドラマ好きに刺さる!

イギリスミステリ界の頂点英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールド・ダガー受賞作品 激ハマりした! ドラマ化が待ちきれない! 翻訳ものの読みにくさがなく『ストーンサークルの殺人』は読みやすかった◎ 『ストーンサークルの殺人』 早くドラマ化を!! 最高…

方丈貴恵『孤島の来訪者』−シリーズ2作目!特殊設定SFミステリーは宇宙人!?

“竜泉家の一族”シリーズ第二弾! シリーズ一作目『時空旅行者の砂時計』とストーリー的繋がりはないためこの二作目から読むこともできはする。 しかしシリーズ順に読んだ方が楽しめる!! 『孤島の来訪者』 特殊設定ミステリー 前作との繋がり ぶれない主人…

小野不由美『営繕かるかや怪異譚その参』感想−シリーズの中でも一番怖い!

短編集のシリーズものだけどストーリーに繋がりはないので1〜3のどこから読んでもOK! 怖さを求めるなら『営繕かるかや怪異譚その参』をオススメします! 『営繕かるかや怪異譚その参』 待ち伏せの岩 火焔 かえん 歪む家 誰が袖 骸の浜 茨姫 まとめ 営繕か…

知念実希人『硝子の塔の殺人』感想−ミステリー好きにはたまらない一気読み推奨の一冊!

このミステリーがすごい!2022年版/国内編 9位! 帯が期待値あげていくー! 当作の完成度は、一斉を風靡したわが「新本格」時代のクライマックスであり、フィナー レを感じさせる。今後このフィールドから、これを超える作が現れることはないだろう。 島田…

方丈貴恵『時空旅行者の砂時計』感想−読みやすいタイムトラベルSFミステリー!

“令和のアルフレッド・ベスター”による、SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第二十九回鮎川哲也賞受賞作。デビュー作品。 『時空旅行者の砂時計』 タイムトラベルの理由 タイムトラベルの細かいルール 読みやすいSFミステリー まとめ 時空旅行者の砂時計 〈…

夕木春央『方舟』感想−ラストに戦慄!クローズドサークルサバイバルパニックホラー!

地下建築からの脱出系クローズドサークル。 ただそれだけ聞けば王道設定ともいえるミステリー。 しかし、それだけでけではない!! 面白いので少しでも気になるならネタバレは見ずに絶対に読むべき作品。 2023年本屋大賞ノミネート! たくさんのミステリーラ…

綾辻行人『黄昏の囁き』〈新装改訂版〉 感想-ホラー無しミステリー

戦慄・驚愕必至の綾辻マジック──「囁き」シリーズ第3弾! 『黄昏の囁き』〈新装改訂版〉 爽やかな読後感 シリーズ4作目を期待! まとめ 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫)

ポアロシリーズ4作目『ビッグ4』感想-敵は国際的闇組織!

エルキュール・ポアロ シリーズ4作目 『ビッグ4』 アクションサスペンス ビッグ4 ポアロの今後 まとめ ビッグ4 (クリスティー文庫)

坂井希久子『江戸彩り見立て帖 色にいでにけり』感想-待望の文庫化!シリーズの序章!

料理がテーマのアンソロジー『注文の多い料理小説集』に収録されていた『色にいでにけり』が文庫化! 連作短編形式で読みやすい◎ 『江戸彩り見立て帖 色にいでにけり』 色にいでにけり 色と香も 青楼の春 黒闇闇の内 紅嫌い まとめ 江戸彩り見立て帖 色にい…

今村昌弘『兇人邸の殺人』感想-ジャンルはオカルトホラーパニックサスペンスミステリーで決まり!

このミステリーがすごい!2022年版/国内編 4位! シリーズ累計100万部突破! ! 『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾! 『兇人邸の殺人』 いろいろ忘れてるシリーズ3作目 班目機関メモ オカルト×ミステリーが面白い! シリーズで一番怖かった まとめ 兇人邸の殺人…

2021年に読んで面白かった本 BEST5

早いもので2021年も残すところあとわずか。2022年が目前と迫ってきました! 2021年の最後のブログは、たまこが2021年に読んで面白かった本ベスト5を選んでみました! ①綾辻行人『緋色の囁き』〈新装改訂版〉 ②阿津川辰海『蒼海館の殺人』 ③宮園ありあ『ヴェ…

有栖川有栖『孤島パズル』感想-アリスとマリアと孤島クローズドサークル

「学生アリスシリーズ」二作目! 前作「月光ゲーム」を読んでいなくても話はわかる◎ 『孤島パズル』 マリア 孤島クローズドサークル 切ない終わり まとめ 孤島パズル 江神シリーズ (創元推理文庫)

潮谷験『時空犯』感想-SF初心者にも読みやすいループものSFミステリ!

『スイッチ 悪意の実験』でメフィスト賞を受賞した潮谷験の怒涛の第二作! 『時空犯』 SF初心者にもわかりやすいループもの 事件は無かった! ループを共にする戦友 まとめ 時空犯

アガサ・クリスティー『パディントン発4時50分』感想-敏腕家政婦の助手登場!

ミス・マープル長編第7作目! ミス・マープルシリーズのなかでも特にオススメな読んでおくべき一冊! 『パディントン発4時50分』 ミス・マープル探偵 助手のルーシー・アイルズバロウ おすすめの一冊! まとめ パディントン発4時50分 (クリスティー文庫)

斜線堂有紀『廃遊園地の殺人』感想-映像化向きなミステリー

2021年最注目の俊英による廃墟×本格ミステリ! 新世代の旗手が紡ぐ今年度の大本命!待望の本格ミステリ長編! 『廃遊園地の殺人』 振り回される系名探偵 廃遊園地クローズドサークル 映像化向き まとめ 廃遊園地の殺人

古内一絵『最高のアフタヌーンティーの作り方』感想-美味しいお菓子が人との縁を繋ぐハートウォーミングストーリー

「マカン・マラン」シリーズが大ヒット 心に染みると評判の著者待望の新作! 『最高のアフタヌーンティーの作り方』 アフタヌーンティー 人生悩みだらけ まとめ 最高のアフタヌーンティーの作り方

綾辻行人『暗闇の囁き』-ホラーサスペンス系ミステリー

囁きシリーズ第二弾! シリーズ1作目の『緋色の囁き』とは繋がっていないので、読む順番は気にしなくて大丈夫! 『暗闇の囁き』 過去からの囁き 謎めいた美少年兄弟 ラストの展開 まとめ 暗闇の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫)

『アクロイド殺し』感想-ポアロシリーズの名作!

ポアロシリーズ3作目 まだ未読でちょっと気になるから評判見ようかなと思って来たあなた! これは何の前知識なしに読むべき作品です! ポアロシリーズの中でもオススメの作品なので、気になったならいますぐ読んできましょう。 『アクロイド殺し』 オススメ…

青山美智子『お探し物は図書室まで』感想-ほっこり短編集

「2021年本屋大賞」第2位! 羽鳥コミュニティハウスの図書室では司書さんがぴったりの本をオススメしてくれる。オムニバス形式短編集。 『お探し物は図書室まで』 5篇の短編集 一章 朋香21歳 婦人服販売員 二章 諒35歳 家具メーカー経理部 三章 夏美40歳 元…

東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』感想-後味悪めな短編集

加賀恭一郎シリーズ6作目 「嘘を隠すには、もっと大きな嘘が必要になる」 『嘘をもうひとつだけ』 5編からなる短編集 嘘をもうひとつだけ 冷たい灼熱 第二の希望 狂った計算 友の助言 まとめ 嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

阿津川辰海『蒼海館の殺人』感想-水×クローズドサークルの超大作

高校生探偵葛城・助手田所 シリーズ第2弾! これは前作『紅蓮館の殺人』を先に読んでおくべき! どっぷりのめり込める本格ミステリー 『蒼海館の殺人』 『紅蓮館の殺人』から二ヶ月後の話 災害×クローズドサークル 600ページ越えでも足りない! まとめ 蒼海…