BULL / ブル 心を操る天才
今回は『匿名陪審』による裁判。
マイアミの空が美しくて本当に素敵だった。
海!プール!船!リゾートとして最高なの。セレブになりたい。
これは海外ドラマの悪影響だけれども、マイアミって麻薬犯罪の事件が多いよね
今回さ麻薬カルテルが関わる事件に陪審員が怯えてしまい、衝立を用いて身元がバレないように匿名陪審方式をとることになった。
たしかにマフィアや凶悪犯罪者と顔を合わせるのは怖い。顔を覚えられて逆恨みされたらどうしよう。普段から匿名陪審でいいと思うのだけど無理なのかな。無責任にそんなことを思う。
BULL / ブル 法廷を操る男 第23話(最終話)『裏切りのマイアミ』の感想を徒然なるままに書いていく。
第23話『裏切りのマイアミ』(最終回)あらすじ
弁護士JP・ナネリーの依頼でブルはマイアミへ向かう。
自宅にヘロインを隠していたとして逮捕、起訴された被告人セシリア・ノヴァク。
今回の依頼人は被告人セシリアの兄レオだ。
レオは麻薬カルテル「バスキ」のメンバーと噂されている男だった。
被告人セシリアの自宅にあったヘロインはレオのものである可能性が高く、売人を助けたくないブルはこの依頼を断ろうとしていた。
依頼人レオではなく無実の罪に問われているシングルマザーのセシリアを助けるためだとナネリー弁護士に懇願されたことでしぶしぶ引き受けることに。
予備尋問では陪審員候補者たちが麻薬カルテル間の抗争と関わり合いになることを恐れ辞退しようとしてしまい、裁判長は陪審席の前に衝立を用意して匿名陪審の裁判を提案する──。
今回の裁判
シングルマザーのセシリア・ノヴァクの自宅で見つかったヘロイン。
麻薬カクテルに所属していると黒い噂のあるセシリアの兄レオが関与していると思われ、検事局側から兄レオの悪事を話せば起訴しないという司法取引を持ちかけられるがセシリアは断固拒否する。
クロアチアからの難民だったノヴァク兄妹は戦争で両親を亡くしその生い立ちから絆が強かった。
いろいろあってセシリアは司法取引に応じるのだけれども、兄レオを売ったとなると麻薬カクテルから報復で殺されるかもしれない。
被告人の弁護士ナネリーとレオの顧問弁護士は同じ弁護士事務所の人間。そのためセシリアが司法取引に応じることをナネリーに言えばレオに伝わってしまうかもしれない。
ブルはナネリーにも内緒で事を進めることに。
ブルたちの提案で、裁判長、検事局とも相談のうえで法廷の場で「裁判によりセシリアは無罪になった」という芝居をうつ。
「起訴取り消し、不起訴」にしてしまうと後にレオが逮捕された際、セシリアが司法取引に応じたとバレる可能性がある。
そのため「裁判で無罪を勝ち取った」と見せかけたのだ。
セシリアが息子ピーターとこれからもマイアミで暮らすという希望も叶う。
ナネリー弁護士も今回の裁判で勝訴すればいい条件での独立を約束されていた。
表向きは「裁判はセシリアの勝利」なのでナネリーは独立できる。
大口顧客のレオ逮捕は弁護士事務所にとって痛手でも独立するナネリーには関係ない。
セシリアとナネリー両方の希望をうまく叶えてしまうブルかっこいい。
ただ、たださ。
セシリアが普通に司法取引に応じていたら検事局はどう対処するつもりだったんだ?
司法取引を受け入れたセシリアにレオは報復するかもしれないとわかっていたよね?
証人保護プログラム?
いや、起訴取り下げた時点で裏切りは麻薬カクテルにばれてしまう。そんな危険おかせないよ。
それにこのさきの人生を「報復されるかもしれない」とずっと怯えて暮らすのなんて嫌だよね。
ブルは本当にうまく収めたと思う。
匿名陪審で表情の見えない陪審員を声や話し方で分析するブルは心理学者っぽくて良かった。もっと心理学者らしさが見たい。
ナネリー弁護士は今回の独立に賭けていた。乗り気じゃないブルにどうしても協力してほしかったため、報酬の貸しをこれでチャラにすると約束した。
すべてうまく終わり、ナネリー弁護士との貸しも無くなった。いい最終回だった。
ナネリー弁護士の依頼は困難でブル的に助けたいと思えない案件が続いたから、少しほっとしたかな。
season2も楽しみである。
楽しみだったのに『BULL/ブル 法廷を操る男』の出演者からセクハラの告発があったようだ。
米テレビドラマ「BULL/ブル 法廷を操る男」で弁護士J・P・ナネリーを演じたエリザ・ドゥシュクが、撮影現場でセクハラを訴えたところ解雇され、調停の結果、CBSから950万ドル(約10億4,500万円)の示談金が支払われていたと New York Times が報じた。
ナネリー役のドゥシュクは第2シーズンもレギュラー予定だったがセクハラを上層部と本人に訴えたら降ろされたそう。
法曹界のフィクサーという役だから今後も登場するだろうと期待していたのだが残念。
法廷ものドラマの主演がセクハラして打ちきりにならなかったのが不思議なくらいだ。
これまでの役のイメージ
【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー
心理学者。航空免許と心理学の博士号を3つ持っている。
子供時代は人の顔色を伺って生きてきた。何かしらのトラウマがありそう?
元妻同僚ベニーの姉と出会う前、カリストで敗北している。それから人を頼るようになりチームメンバーを見つけていった。
お金のためより人のために仕事をしている。
「人の行動をなぜそうするのか理解することは、自分を理解すること」
元妻イザベラ・コロンとの結婚生活は2年で、流産し落ち込むイザベラを支えられなかったと後悔。
ブルは子供時代、ニューハンプシャー州カヴァナーにいた。そこで父親が詐欺まがいなことで儲け、町中から嫌われていた。
失った絆のお相手はエイミー(誰だ)。
サラという異母妹がいるらしい。
部屋はミニマリスト以下の家具の少なさ。
弁護士ダイアナ・リンジーと交際している。
過去、司法試験に2回落ちている。
弁護士資格はもっていない。
【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス
トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。
Drブルの元義弟。
イエール大学で法律を学び、以前は地区検事局にいたざクビになっている。
原因は無罪と分かっている人を有罪には出来なかったから。本人曰くクビではなく辞めてやった。
正義感が強いタイプ。
第2話で一年ぶりに法廷に立つ。
「模擬裁判では何度負けてもいい。でも本物の裁判は……」弁護士のプレッシャーを感じることから弁護相手のことを考える心の持ち主。
細かいことは気にしないタイプ(ブル談)
第8話で3年疎遠だった姉イザベラと和解。
かつて検事局にいた頃に起訴した殺人事件、ヘイデン・ワトキンスの件で連邦検事局が再調査をしていると知る。
新証拠が出て無実確定?
詐欺被害者で集団訴訟を起こした小学校教師エリンといい感じかと思いきや、すでに破局。
【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー
むかし政府機関(国土安全保障省)にいた優秀な人材。
Drブルの秘書?右腕?的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。
離婚歴あり。束縛系?
養子として育つ。
第6話テレンス・ロブソン医師は元彼。神コンプレックスの気難しい性格の男性と付き合えるとはよほど包容力のある女性とみた。(憶測)
ブルにも惹かれてるがビジネスパートナーとして付き合っていくことを決めている様子。
元旦那グレッグとよりを戻しそう?
アーチェリーで入賞経験あり。
【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー
元FBI捜査官。
強い。体力ありそう。美人。カッコいい。
第4話ではbarの店員に扮し潜入捜査する。
いい筋肉で健康的太腿が魅力的。
第5話では警察の見落とした証拠や凶器を見元FBI捜査官としての腕前を発揮。
人を見る目もある。観察力もある。
ダニーがFBIを辞めたのは仲間に疑われたから。仲間に信じてもらえなかったから。
「ダニエル・ジェームズ」がフルネームだった。男性みたいな名前。カッコいい。
ダニーが張り込みの際に雇っているカメラマン(8歳年下フリーの写真記者ゲイブ)といつの間にか破局していた。
ハッカー。情報収集担当。
嫌な客のコーヒーに何かしちゃうくらいには強い女性。何をしたのかは不明。
ハッキングして情報収集、情報操作。
陪審員のPCにハッキングして自分たちに有利になりそうな記事(自作)を送り付ける。
13話でゲーマー、ゲーム開発者の元彼ウェスと復縁していてラブラブ。
【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン
一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。
過去に一流ファッション誌VOGUEにいた。
大学時代はアメフト部所属でプロを狙えるほどの選手だった。
同性愛者。奇抜なスーツとネクタイがよく似合う。
デート相手のことは事前に調べたくない、自分で知っていきたい派。しかし誘惑に屈した。
eスポーツ好き。
高所恐怖症。
小学5年生の甥がいる。
ファッションの師匠は元モデルのデザイナー、ネラ・ウェスター。
以上、BULL / ブル 法廷を操る男 第23話『裏切りのマイアミ』 たまこ の感想でした🐯
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