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BULL/ブル2 法廷を操る男 第18話『法の仕事人』あらすじと感想-シルヴィア・バナー検事補はまさに法の仕事人!

 

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今回は『邦題に注目』な話!

今話の原題は『Bad medicine』だ。
意味は悪い薬?悪い治療?という意味……だと思う。(一応調べましたよ?)
ストーリー的に原題『Bad medicine』は、TACが弁護した医師ローラ・アレンのことを表している。

そして邦題の『法の仕事人』は、検察側のシルヴィア・バナー検事補のことを表しているのだ!

今回は弁護側と検察側の両方の立場から考えたい難しい裁判だったので、原題を邦題で補ってる感じがしていいですね。

 


BULL/ブル2 法廷を操る男 第18話『法の仕事人』の感想を徒然なるままに書いていく。

 

 


シーズン2 第18話『法の仕事人』あらすじ


大麻由来のCBDオイルの大量所持で医師のローラ・アレンは逮捕される。
ローラが居住するバージニア州ではCBDオイルの使用が違法のため、処方箋があれば合法的に買えるニューヨーク州で、偽造した処方箋で購入していた。
それは白血病で苦しむ息子や患者のためであったが、患者に売っていたことが販売目的での所持と見なされ、連邦法違反に問われてしまう。
ローラの弁護を引き受けたベニーがTACに協力を求めてきて──。

 

今回の裁判

今回からケイブル復帰だー! と楽しみにしてたが復帰回とは思えないくらいケイブルの影が薄かった……。そこは残念。

さて、裁判はなかなかに難しい問題であった。
白血病の息子や患者たちのため、大麻CBDオイルをNYから調達していたローラ・アレン医師。

ローラの住むバージニア州では違法、NY州では処方されてるものなら合法。
処方箋の偽造、違法所持しかも販売目的とされてしまい連邦案件となってしまった。有罪になれば懲役20年になる重罪だ。
しかも治療目的とはいえ未成年の子供にも大麻CBDオイルを使用したことが虐待のような心証を与えてしまう。

やったこと(偽造、所持、販売、未成年への投与)だけを並べたら極悪人のやってることと変わらない。
そこには“善意”か“悪意”かの違いがあり気持ちの面について多少考慮されたとしても、法律は行動や結果に対する意味合いが強い。


ローラには白血病の息子がいて、事情が事情だけに可哀想で同情しちゃう。息子のために合法の州に引っ越ししてればよかったのに、他の患者のためにも残り有効な治療薬としてCBDオイルを調達し続けた。その結果の逮捕。

でもなー。医者として母親としての最善のつもりが、それで懲役20年になったら息子も患者も救えなくなるよね。


同情してるしこの件はなるべく無罪か軽い罪になってほしいと思う。
でもローラは自分が懲役20年になるかもしらない危機感が少ないと感じた。
白血病の息子ニックが病院から脱走し行方不明になり、ローラは捜索のため法廷を無断欠席。そのせいで逮捕状がだされ保釈取り消しになってしまう。

これ息子の行方不明が発覚してすぐか法廷始まる前に連絡を入れてれば逮捕状回避できたと思うんだよね。難病の子供が行方不明って一大事ならさすがに裁判長も延期してくれたはず。
パニックになったのかもしれないが、最悪な場合懲役20年なんだから弁護士には連絡しましょう。

 


そして今回の邦題『法の仕事人』ことシルヴィア・バナー検事補
めっちゃ誤解されそうな女性。
ベニーは怖そうな人だと誤解してた。

 

ローラが無罪となり、検察側は負けた。
無罪に喜ぶローラを見て微笑んでいるシルヴィアに、ブルは悔しくないのか尋ねた答えがかっこいいのだ。

 

悔しくないもの。司法が機能した。これが国民の総意よ。少なくともここにいる全然の総意。

お互い仕事をして正義が果たされた。

 


ローラは医師としてプロ意識の高い人であり、シルヴィアもまたローラとは違ったかたちのプロ意識の高い人なのだ。
誓いを立て職業的責務果たす。検事補のシルヴィアにとってそれは法を守ること。

 

彼女の処遇を決めるのは私たちじゃない。あとは司法が決めるの。

 


ローラに同情していても仕事を全うする。
司法が下した判決だから悔しくもなく、ローラが救われたことを喜ぶ心を持つ。

仕事人でステキー! まさに法の仕事人!

いままで明らかに捜査怠慢していたくせに負けて悔しそうにしたり悪態つく検事やら弁護士やら見てきたから、シルヴィアのある意味で公平な仕事人に好感が持てる。
誤解されそうな性格なので応援したくなるタイプ。彼女のことを苦手、嫌いな人も多そう。

 

裁判については処方箋偽造、所持、販売のすべてが無罪になり驚いた。
執行猶予や保護観察処分のような軽い罰は下るかなと思っていたが、確かアメリカの陪審員は有罪無罪を決めるだけのはず。
だから極端な判決になって陪審員も悩むんだろうな。

 

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「シーズン2」での役のイメージ


【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー


心理学者。3つの博士号を持っている。航空免許有。最新機器を扱うのはやや苦手。裁判科学の専門家だが弁護士資格は持っていない。
高校時代の彼女アリー、公害訴訟の手伝いをする。

8年カウンセラーをしていた。

 

【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス

 

トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。イェール大出身で、元地区検事局の検察官。Drブルの元義弟。

カトリック

感謝祭に空港で美女と出会い恋の予感


【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー


国土安全保障省にいた優秀な人材。Drブルの右腕的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。心理学、神経言語学の専門家。

珍しい遅刻で新恋人の存在がバレる。

里子に出されたことがあり、実母は薬物中毒者でつらい過去をもつ。


母親の面倒をみていて貯蓄が少ない

ラブラブ新恋人カイルに騙され全財産を失う。
カイルを逮捕!


【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー


元FBI捜査官。地道な聞き込みや張り込み潜入捜査などを担当。捜査官時代の広いコネクションを駆使。

ダニーに新恋人の気配! 名前はハリソン。FBI時代の相棒?
右足義足の白人男性
『相棒を庇って被弾』の新聞記事があり。

父親は元空軍。赤毛で色白らしい。


ケイブル・マックロリー】 アナベル・アタナシオ


優秀なハッカー。情報収集担当。

ネットでプライバシーを侵害しているが実は誠実で倫理的(マキャベリテスト診断より)

感謝祭に帰省せず。親と仲悪くはないようだが距離を感じる。

ネットで16歳の時に会ったこともない人に恋をしたことがある

独断で行動した結果、証拠改竄の連邦犯罪を問われる。無事に解決できたがケイブルは解雇される。

転職に苦戦していたがブルに許されTACに復職!

 

【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン

 

一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。同性愛者。

ロースクールで法律の勉強をすることに。弁護士を目指す

18歳の親戚のアナがニューヨーク大学に合格。進学の相談を受ける。

ロースクールで裁判科学否定派教授から不当な扱いを受ける

長年、親友の娘として接してきたアナ・ベイカーはチャンクの実娘だった。


以上、BULL/ブル2 法廷を操る男 第18話『法の仕事人』たまこ の感想でした😸

 

 

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