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映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』あらすじと感想-東日本大震災を知っているから

ドラえもん映画初の悪人が出てこない作品です。
なぜ地底人が聖戦を挑んだか。子供時代にはわからなかったことが大人になって理解でき、作品の奥の深さを感じました。


ドラえもん映画8作品目『ドラえもんのび太と竜の騎士』の感想を書いていきます。

 

 


映画ドラえもん のび太と竜の騎士

 

 

 

 

ドラえもんのび太と竜の騎士

公開 1987年3月14日
監督  芝山努
脚本  藤子不二雄

オープニングテーマ「ドラえもんのうた」作詞  楠部工
作曲 菊池俊輔
唄  大杉久美子

エンディングテーマ・挿入歌「友達だから」
作詞 武田鉄矢
作曲  山木康世
編曲 菊池俊輔
大山のぶ代、森の木児童合唱団

挿入歌「あした・あさって・しあさって」作詞  高田ひろお
作曲  菊池俊輔
唄   小原乃梨子、森の木児童合唱団

 

 

 

ざっくりあらすじ

秋のある日、恐竜が絶滅したかどうかで言い争うのび太スネ夫たち。
のび太はきっと捕まえて見せると宣言してしまうも、ドラえもんひみつ道具でも「地球上に恐竜は生き残っていない」と断言され落ち込んでしまいます。
同じ頃、多奈川でラジコンを墜落させてしまったスネ夫は恐竜を目撃してしまい、自分が見たものが信じられずノイローゼになりのび太たちを避ける行動をとるようになります。


その後、恐竜はすっかり諦めたのび太ドラえもんの道具「どこでもホール」で発見します。
見つけた地底の大空洞を遊び場に、のび太、しずかちゃん、ジャイアンスネ夫ドラえもんは思い思いに過ごします。

そこで単独行動をとっていたスネ夫は恐竜の大群をみたり、沈没したラジコンを見つけたりと不思議な体験をし行方不明に。


行方不明のスネ夫を探しにいきたいが、どこでもホールが壊れ二度と地底に行けません。
手掛かりを探していたのび太たちは多奈川が地底の大空洞に繋がっていることに気づきます。

のび太ドラえもんジャイアン、しずかちゃんでスネ夫を救出するため多奈川から地底へ出発。
そこから通じていたのは白亜紀に似た森で恐竜の生きている、そして地底人が存在する世界だった─。

 

 

地底人優しい!

地底世界に迷い混んでピンチに陥ったのび太たちは竜の騎士バンホーさんに救出されます
保護しているスネ夫にも会わせてくれると約束。首都エンリルまで連れていってくれます。
この移動に地磁気を動力にした次元転換船は大陸と大陸を通り抜けることができるもの。


バンホーさんたち地底人は恐竜から進化した恐竜人で人間と見た目は異なりますが、地下で独自の文明を築き、地上よりも高いテクノロジー技術であることが分かります。

 

のび太たちはスネ夫に会うまえに取り調べを受けること、地上に帰すのに記憶を消すことに不満を示します。

ですが、のび太たちは不法入国者で人間です。当然です。
描写的に数時間程度で終わった取り調べに「そんな程度でいいの?」と思ったほどです。
どんな未知な病原菌をもっているかわからない。どんな思想か、どんな目的で来たのか、地上についての知識を得たい。
もっと知りたいこともあっただろうに良心的だなーと、大人になったいまは思いましたね。
もし、人間世界に恐竜人がきたら数年は自由にさせてもらえない気がします。


また記憶を消すのも当然ですね。地底の存在を知った他の人間が攻めてこないとも限らない。
記憶を消す技術がなければ帰してもらえなかっただろうから、地上に帰れるだけでもありがたいことです。


また、聖戦の邪魔になるのではと軍団長はのび太たちの排除を考えますが、バンホーさんが庇ってくれます。
信仰に篤く、博愛をとく神の教えを守ったバンホーさんと軍団長。優しい。

本当に大切な戦いの前に不安要素残すのはよくない。排除するべき。と考えてしまう私は心の汚い大人です。

 


地底人の聖戦

地底人は地下深くに住んでいるため、太陽も月も星もない。
季節はなく一年中が春。夜は真っ暗。雨も雪もない。
地上に憧れがあり、


「もし大災害がなければ恐竜人が地上で栄えていたかもしれないのよ」バンホーの妹ローの台詞

と考えています。

タイムマシンを発明した地底人は、恐竜が絶滅した6500万年前に行き恐竜絶滅阻止を目論見ます。

地底人は地球上の全ての恐竜が絶滅したのは単なる自然災害とは考えられない。
宇宙からの侵略者が恐竜の楽園を破壊しつくしたのだ

この考えから、6500年前で恐竜を絶滅させた何かと戦い、恐竜人が地上に栄えることが目的です。
この戦いは悪の宇宙人から恐竜を守るため『聖戦』であると信じて過去へ出発します。


のび太たちはこの作戦を知り、恐竜人が栄えるということは哺乳類である人間が栄える今が無くなることに危機感を抱き、恐竜人を止めようと戦います。


のび太たちも地底人を傷つける戦いはせず、地底人ものび太たちを傷つける気はなかった。
あくまでも恐竜を滅ぼした存在を倒したかっただけなのです。

竜人の気持ちもわからなくはない。あの時にこうだったらという「もし」を、本当に変えられる技術、力があったら。人間はその力を使わないでいられるでしょうか。

時を移動するなんて実現不可能ですが、想像するとちょっと怖く思います。

 


恐竜が絶滅したのは隕石説!

これは現在一番有力な説ですね。
ドラえもんが地底人に説明していました。
高さ1,000メートルの津波に10億トンとの土砂が大気圏まで巻き上げられ、空気中のチリとなり地表を覆う。
気温な40度も下がり、日は当たらずが数ヶ月は続く。
それにより食物連鎖が崩れ恐竜は絶滅。

生き残っている恐竜をドラえもんの道具で保護します。ドラえもんが恐竜人が地下で生き残れるようにしてくれた神であったことが判明します。

全てが明らかになり、恐竜人は地底で栄えることを受け入れます。

ここで素直に地底で栄えると決断できた恐竜人は素晴らしいです。

 


震災を知っているから

隕石が落ちて発生する大津波のシーン、子供のころは何も思わず「おぉーすごい津波」くらいに見ていました。

でも東日本大震災を知るいま、ものすごく恐ろしいシーンに感じます。私は東京にいたので東北の津波は直接は知りませんが、映像や地震の音と揺れ、被害状況を知っている。
アニメですが恐怖すら感じてしまった自分の変化に驚きました。

子供のころは知らなかった災害の恐ろしさ、恐竜が絶滅するほどのこともあるのかもしれない。それは一体どれほどの恐怖だろう。

大人になったからではなく、震災を知っているからこその感じ方の変化でした。


まとめ

地底人が直接地上人を狙っているなら「悪人・悪役」ですが、恐竜が絶滅するのを防ぐというのはドラえもんたちも敵対しにくい。
絶対的悪は出てきませんが、それぞれに負けられない戦いがある! ハラハラと面白い
作品です。

 

以上、映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』 たまこ  の感想でしたฅ(´꒳ `ฅ)ꪆ

 

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