たまこのとられこblog

本、映画、海外ドラマ、アニメの感想、記録するブログ!

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アガサ・クリスティー『書斎の死体』-ありふれた設定だが面白い

ミス・マープル長編第2作目。


『書斎の死体』は1942年刊行なので2020年現在から78年前の作品である。

クリスティー時代から長い年月が経ち、よりたくさんの「ありふれた設定」ミステリーが世に溢れているが、ミステリーの女王が書いた老婦人探偵ミス・マープルの『書斎の死体』はたくさんの定番設定ミステリー小説たちに埋もれることのない満足のいく面白さだ。

 

  • 『書斎の死体』
  • ミス・マープルへの信頼
  • 州をまたいで捜査
  • ありふれた設定
  • まとめ

 

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東野圭吾『卒業』-大学生の加賀恭一郎!加賀恭一郎シリーズ第一弾

加賀恭一郎シリーズ第一作品目!

大学生の群像劇ミステリー

 

  • 『卒業』
  • 大学生の群像劇
  • 儚いラスト
  • まとめ

 

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アガサ・クリスティ『牧師館の殺人』-ミス・マープル長編初登場作品

アガサ・クリスティミス・マープルシリーズ長編第一作目。

恥ずかしながらアガサ・クリスティ作品を読んだのは初めてだった。
と言っても、名探偵ポワロはドラマで見たことがあるし、かの有名な『そして誰もいなくなった』や『オリエント急行の殺人』はオマージュ作品やミステリー小説内でもよく登場していたため内容は知っていた。

ミス・マープルについても安楽椅子探偵もので英国田舎の老婦人が探偵役だということは当たり前のように知っていた。

今回はミステリーで世界一有名な女性名探偵、ミス・マープルの長編初登場作品『牧師館の殺人』を読んでみた。

 

 

 

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料理がテーマのアンソロジー『注文の多い料理小説集』-20代後半以上の大人にオススメ

物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだとびきり美味しいアンソロジー

裏表紙より引用

作家7人による「料理」をテーマにしたアンソロジー

日々感じる息苦しさなど、ちょっと重めな悩みを抱える彼ら彼女らは人生に切り離せない「食」で解放されたりさらに悩んだり……。
料理が美味しそうなのは言わずもがな。
207ページ読みやすいページ数ながら7編の物語はどれも面白く満足感ある一冊

  • 『エルゴと不倫鮨』柚木麻子
  • 『夏も近づく』伊吹有喜
  • 『好好軒の犬』井上荒野
  • 『色にいでにけり』坂井希久子
  • 『味のわからない男』中村航
  • 福神漬』深緑野分
  • 『どっしりふわふわ』柴田よしき
  • まとめ


注文の多い料理小説集 (文春文庫)

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『BULL / ブル 法廷を操る男』season1感想記事一覧

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『BULL / ブル 心を操る天才(法廷を操る男)』シーズン1の感想記事一覧

 

 

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