映画『ディスコード』あらすじと感想-ホラー&サスペンス&ミステリー？ハラハラ静かなホラー映画

エログロ描写無し！

「全英初登場第4位のスマッシュヒットを記録した新感覚ホーンテッド・ハウス・ホラー! !」アメリカ映画だけれどもイギリスで人気がでた映画らしい。
ハラハラする静か～なホラー映画なので日本人好みかも！

『ディスコード』
ネタバレ無し感想
ネタバレ有り感想
まとめ

『ディスコード』

アニーの母は異常なまでに神経質な性格で、幼いアニーと姉を過剰なほどの厳しい躾と折檻で自分のもとに縛り付けようとしていた。
姉はそんな母に抗うようにして非行を重ね、アニーは一人立ちできる年齢になると静かに家を飛び出した。
それ以来、母と絶縁状態にあったアニーだったが、突然の母の死をきっかけに再び故郷の土を踏むことに。
そして数年ぶりに訪れた生家で、アニーは思いもよらない事態に直面する。
生家で母の遺品を整理していたはずの姉が、すべての荷物を残したまま忽然と姿を消してしまったのだ。
やがて姉の行方もわからぬまま母の葬儀を終えたアニーは、その夜自らの生まれ育った家で、身も凍るような恐怖の一夜を体験する。
…それは、彼女の〈家〉と〈家族〉をめぐる忌まわしい物語の幕開けだった! !

Amazonより引用

ディスコード
(原題:THE PACT)

【製作年】

2012年
【上映時間】
89分

【製作国】
アメリカ合衆国

【監督・脚本】
ニコラス・マッカーシー

【出演】
ケイティ・ロッツ
キャスパー・ヴァン・ディーン
アグネス・ブルックナー
他

【ジャンル】
ホラー
スリラー
サスペンス

ネタバレ無し感想

虐待母の葬儀の直前、姉ニコールが失踪してしまった。アニーが姉を探すため実家に戻ると不思議な現象が起こる。アニーは家に取り憑く幽霊の謎を探っていく──。

ホラー、サスペンス、ちょいミステリーなホーンテッド・ハウス・ホラー！

ホーンテッド・ハウス・ホラーとは幽霊屋敷ものホラーとかそんな感じで、ポルターガイスト現象や幽霊の気配があったりする系なホラージャンル。

アメリカホラー映画によくある音でビクッ！とさせる驚かせ方ではなく、静か～に幽霊映る？何か映る？と震えながら怯える怖さがあるホラーだった。

幽霊が家に取り憑いているのにもきちんと納得のいく理由があり、アニーがそれを解明していく様子もミステリー要素で面白い。
全ての伏線回収はされておらず、謎が残る部分もある。もしかして続編がでるかも？と思わせる終わりかただった。

ものすごく脅かしてくるホラー映画ではないが、あとひく怖さで観賞後しばらくホラー脳を引きずってビクビクしてしまった。

静かな演出のホラーは邦画ホラーっぽくて日本人にハマりそうな映画だと思う。

映画『ディスコード』

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ネタバレ有り感想

ホラー&サスペンス&ミステリー？

突然失踪した姉ニコール、幽霊に取り憑かれた家、過去にあった事件。
姉が消え、幽霊がでて、霊能力者にみてもらい、ヒントから過去の連続殺人に関係があると分かり、アメリカ版こっくりさんで幽霊と交信して殺人鬼を倒す！

面白かったー！最初は幽霊にビクビクしていたが「本当に怖いのは幽霊より生きた人間」だったのだ。

7人の女性を拷問の末殺害した連続殺人鬼ジューダス。未解決事件の犯人が住む家に幽霊がでていた。
そりゃ幽霊になるよ。でもポルターガイスト現象起こせるなら犯人を直接呪ってくれ。幽霊側のアプローチが怖すぎる。

アニーがひとりで突っ走らずに警察にも霊能力者にもちゃんと相談して行動していたのが良かった。ホラー映画でありがちな共感できない主人公の謎行動にイライラさせられることなくみていられた。

瞳

最初に出て来たオッドアイの瞳。
これは何か意味があるんだろうなと思い注意してみていたが、たぶん、主人公アニーもオッドアイなのだ。たぶん。
室内シーンは画面が暗く判別しにくい。
そして、ラストの連続殺人鬼ジューダスことチャールズも死亡時にオッドアイであることを強調されていた。
つまりチャールズはアニーの父親だと思われる。
そしてアニーの母親は殺人鬼ジューダスの最後の被害者ジェニファーではないかと。

わかりにくいー。チャールズのオッドアイはすぐ分かったけどアニーは分かりにくい。

アニーが殺人鬼と被害者の娘なら、姉ニコールとは血の繋がりがないはず。(ニコールは冒頭で葬儀していた母ジュディの実子)

血が繋がってないにしてはニコールとアニー似すぎなのよ。