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映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』あらすじと感想-旧作を大きく損なうことなくリメイク大成功!

旧作を大きく損なうことなくリメイク大成功!


ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年)』のリメイクであり、テレビ朝日開局50周年テレビアニメ30周年記念作品


ドラえもん映画29作品目『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史の感想を書いていきます。

 

 

 

 

 


ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史


公開         2009年3月7日

上映時間  102分

監督         腰繁男
脚本         真保裕一


オープニングテーマ「夢をかなえてドラえもん
作詞・作曲    黒須克彦

編曲              大久保薫

コーラス       ひまわりキッズ
うた              mao


エンディングテーマ「大切にするよ」
作曲・編曲      市川淳

作詞・うた      柴咲コウ


挿入歌「キミが笑う世界」
作詞                マイクスギヤマ

作曲・編曲      沢田完

うた                アヤカ・ウィルソン

                       ひばり児童合唱団

 

ざっくりあらすじ

昼寝をしていたのび太は不思議な夢を見る。
その夢に出て来た少年ロップルとウサギのようなチャミー。2人の乗る宇宙船は超空間での事故により倉庫の扉とのび太の部屋の畳が繋がった。
のび太ドラえもんはロップルと仲よくなりコーヤコーヤ星に遊びに行くようになる。
開拓星コーヤコーヤ星は自然溢れる空気の綺麗な星だったが、コーヤコーヤ星から採掘されるガルタイト鉱石の独占を狙ってガルタイト鉱業が開拓住民を追い出そうとしていた。
巧妙に嫌がらせや攻撃を仕掛けてくるガルタイト鉱業に証拠も無く警察は動いてくれない。
重量の小さいコーヤコーヤ星では地球人ののび太たちはスーパーマンのように動け、ガルタイト鉱業の嫌がらせに立ち向かっていく。
しかしガルタイト鉱業は邪魔な地球人を排除し、コーヤコーヤ星のマントルを刺激し星を爆発させガルタイトを回収する強行策にでた。
火山活動が始まり不安なコーヤコーヤ住民は肝心な時に来ていない地球人に不満をもらす。
ロップルの姉貴分モリーナは自分たちでは何もせず地球人に頼るだけの住民に怒りをあらわにする。

突然の火山活動、地球と繋がる扉の爆発にガルタイト鉱業の影を感じたロップルは1人で火山へと向かっていく──。

 

 

新キャラ・ロップルの姉貴分モリー

ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』は
1981年に公開された『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のリメイクです。
リメイクで大きく変わったのは新キャラ・モリーナ姉さんの存在です。

 

物語はロップルたち開拓住民コーヤコーヤ星移住した頃の出来事から始まります。
移民を乗せた宇宙船が故障してしまいモリーナの父バーンズ博士が1人修理へと外へでていきます。
宇宙船は直りましたがバーンズ博士は超空間の嵐にのみ込まれ行方不明になってしまいます。この時のモリーナはまだ10歳くらいの幼い子供でした。

のび太とロップルが出会ったのは移住から7年後のことでした。

モリーナは父親が目の前で飛ばされていくのを見ていたため「なぜ誰も助けてくれないのか」という思いが強かったようで、ガルタイト鉱業のギラーミン心の隙をつかれ地球人がコーヤコーヤ星へ来る方法を教えてしまいました。

後にガルタイト鉱業に騙されたことに気付き後悔しています。
のび太たちの活躍もありガルタイト鉱業はやっつけ、コア破壊装置を宇宙船で掴まえワープ空間で捨てようとロップルと負傷したモリーナも協力して動きます。

ワープ空間で装置は捨てることに成功しましたが時空間の嵐に巻き込まれどこかの星の森にと到着すると、そこにはモリーナの父バーンズ博士がいたのです。

これはざっくりした新キャラのモリーナ姉さんについての話ですが、上手く映画に合っていたなと思いました。
コーヤコーヤ星への移住した頃の話がでたことで旧作では薄かったコーヤコーヤ星への思い入れができました
せっかくの自分たちで開拓した星を捨てたくないという思いも伝わりました。
そして地球人が来る扉の秘密を話してしまったのがモリーナに代わっていましたが、話してしまった理由もわかるし後悔したのも分かる。
また、住民が地球人を頼りすぎているという他力本願さは旧作で少し気になっていたので、自分たちの星の問題だと一喝してくれたモリーナ姉さんの存在はのび太たちの裏切り者になりすぎず好感がもてます。

 

リメイクの良かった点

映像や音楽が良くなってるのはもちろん良かった点ですが、何よりストーリーが良くなってたと思います。
旧作では淡々としていたストーリーも、モリー姉さんの寂しさ葛藤後悔父親との再会より感動的になりました。
新キャラのモリーナ姉さんの物語が上手くマッチしてリメイクの成功点だと言えます。

 

リメイクのいまいちな点

良かった点でモリーナ姉さんの物語だと述べましたが、今作リメイクでのいまいちな点もモリーナ姉さんの物語です。

ストーリーは悪くありません。
ただモリーナとバーンズ博士の感動物語の印象が強いため、旧作で強く感じたのび太とロップル友情物語の印象が薄くなってしまったことが残念でした。

旧作ではのび太とロップルの友情、のび太と地球での友達との友情と『友情』がメインでした。ロップルとの別れのシーンは見ていて涙がとまらないほどでした。

今作も旧作と同じ『友情』ストーリーをカットせず描かれています。
モリーナ父娘の感動の再会でうるっとした後にのび太とロップルのお別れのシーンがきたため、前向きで明るいお別れになっていました。

モリーナ父娘の感動物語も良かったです。
ただ、ドラえもん映画のなかで『宇宙開拓史』は「のび太がメインだとはっきり感じる作品だったため、この宇宙開拓史持ち味が無くなってしまったのは残念でした。


まとめ

宇宙開拓史』にモリーナ姉さんの物語を上手くとりこみ旧作を大きく損なうことなく、より展開が分かりやすく感動的になっています。
リメイクは旧作ファンに厳しい目でみられますが、『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』はリメイク大成功した作品だと思います。


以上、映画『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』 たまこ の感想でした🐯

 

 

 

 

 

 

 

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