BULL / ブル 心を操る天才
今回は『ブルの父親』について少しだけ分かったお話。
関西人の知人の子供はまだ小さいのにお喋りが上手で驚いたことがある。ノリ突っ込みまでしていて可愛かった。
知人もお話上手なので似たんだろうな。
子供にとって親は人生のお手本なんだと思った。
今回のドクターブルも父親を嫌っているが口達者なところは父親譲りのようだった。
間近で見て育ったから自然と身に付いた技なのだろう。
BULL / ブル 法廷を操る男 第9話『大炎上』の感想を徒然なるままに書いていく。
第9話『大炎上』ざっくりあらすじ
ニューハンプシャー州カヴァナーの町にあるダイナーが爆発炎上した。爆発に巻き込まれオーナーのチャールズ・ケラーは死亡。
放火殺人容疑で数日前にダイナーをクビになったピーター・ウォルシュという青年が起訴された。
ピーターの兄が犯罪者であるためウォルシュ家はやっかい者という偏見を持たれ、町で何かある度にピーターは疑いをかけられていた。
かつてこの町で、父親が原因で町のやっかい者一家という扱いを受けていたブル。
ピーターと同じような境遇だったため、ピーターのためにも町の人の見方を変えようと彼のサポートにつく。
今回の裁判
放火殺人容疑の被告人ピーター・ウォルシュの境遇は、自身の過去の境遇と似ていたことからピーターのサポートすることにしたブル。
兄は犯罪者、父は逃亡、母は死亡、1人で暮らすピーター・ウォルシュ。カヴァナーではウォルシュ家は厄介者扱いで、ピーターも悪いやつに決まっていると町中で思われている。
ピーターが父や兄とは違う「別の人間」であることを町の人たちに分からせてやるとブルは意気込む。
ブルが過去にカヴァナーに滞在していた頃、ブルの父親は詐欺まがいの行為で大儲けして町中から恨まれていた。
詐欺まがい、というか詐欺だと思うが捕まったりしてないからグレーなんだろう。
ブルの父親は口がうまく他人の懐に入り込むのが上手な人間だった。
詐欺師の才能である。
ブルが人間観察と人心掌握と口が達者なのは心理学者だからという理由だけでなく、父親を見て育ったことも大きいと思う。
なんらかのトラウマを抱えているらしいブルだが、今回明かされた過去だけではないだろう。今後もブルの父親のエピソードは出てきそうなので楽しみにしておく。
さて。ピーターの話に戻すと彼は兄たちとは違い町の人から疎まれ疑われる生活をしていても真面目に生活していた。ドラッグ中毒やアルコール依存症などのトラブルも抱えていない。
小さな町なのでそっくりな疑似陪審員を用意するのは難しく、影響力のある不動産販売をしているジョイス・マグルーダーを探ることで陪審員の動きを読もうとするマリッサ。
マリッサに近づいて情報を引き出したいジョイス噂で陪審員を操ろうとまでしていた。
カヴァナーは町の人々の繋がりが強く噂話もすぐに広まってしまう。それが陪審員の考えにも影響してしまうことをジョイスは分かっていたのだ。
陪審員が裁判に関係ない町の人によって操れるってどうなの?
操ろうとする人が悪いのか、操れるような小さなコミュニティの閉鎖的な人間関係が悪いのか。
その土地によって裁判のやり方や許容範囲が違うのって如何なものかと思う。
アメリカは州によって法律も違うから仕方ないのかな。
今回、もちろんピーターは放火犯ではない。
では誰が真犯人なのかと自分なりに推理しながら見ていた。
放火犯は「犯人は9割が男性、マザコン、現場に野次馬にくる」のだ。
しかし今回は突然の爆発で野次馬もいないような状況だった。
犯人は放火犯ではなく怨恨殺人が目的だったのか?
わくわくしながら見ていたら真犯人は消防士だった。
いままであった放火疑いの火災現場に毎回、一番に駆けつけていた消防士。
それ真っ先に疑われるやつ。なぜ警察も検察も気にしなかったのか。
海外ドラマのクリミナル・マインド(FBI行動分析科)でよくあるやつ。
前にも書いたかもしれないが、真犯人はもっとちゃんと捜査してれば絶対わかったよね?というパターンが多い。
ブルの世界の警察検察はもっと捜査ものドラマ見るべき!
これまでの役のイメージ
【ジェイソン・ブル】マイケル・ウェザリー
心理学者。航空免許と心理学の博士号を3つ持っている。
子供時代は人の顔色を伺って生きてきた。何かしらのトラウマがありそう?
元妻同僚ベニーの姉と出会う前、カリストで敗北している。それから人を頼るようになりチームメンバーを見つけていった。
お金のためより人のために仕事をしている。
「人の行動をなぜそうするのか理解することは、自分を理解すること」
元妻イザベラ・コロンとの結婚生活は2年で、流産し落ち込むイザベラを支えられなかったと後悔。
第8話で元サヤに!?
ブルは子供時代、ニューハンプシャー州カヴァナーにいた。そこで父親が詐欺まがいなことで儲け、町中から嫌われていた。
【ベニー・コロン】フレディ・ロドリゲス
トライアル・アナリシス・コーポレーション(TAC)の社内弁護士。
Drブルの元義弟。
イエール大学で法律を学び、以前は地区検事局にいたざクビになっている。
原因は無罪と分かっている人を有罪には出来なかったから。本人曰くクビではなく辞めてやった。
第2話で一年ぶりに法廷に立つ。
「模擬裁判では何度負けてもいい。でも本物の裁判は……」弁護士のプレッシャーを感じることから弁護相手のことを考える心の持ち主。
細かいことは気にしないタイプ(ブル談)
第8話で3年疎遠だった姉イザベラと和解。
【マリッサ・モーガン】 ジェニーバ・カー
むかし政府機関にいた優秀な人材。
Drブルの秘書?右腕?的存在。
擬似陪審員はマリッサのアルゴリズムで選んでいる。数字に強い。
離婚歴あり。束縛系?
養子として育つ。
第6話テレンス・ロブソン医師は元彼。神コンプレックスの気難しい性格の男性と付き合えるとはよほど包容力のある女性とみた。(憶測)
ブルにも惹かれてるがビジネスパートナーとして付き合っていくことを決めている様子。
元旦那グレッグとよりを戻しそう?
アーチェリーで入賞経験あり。
【ダニー・ジェームズ 】ジェイミー・リー・カーシュナー
元FBI捜査官。
強い。体力ありそう。美人。カッコいい。
第4話ではbarの店員に扮し潜入捜査する。
いい筋肉で健康的太腿が魅力的。
第5話では警察の見落とした証拠や凶器を見元FBI捜査官としての腕前を発揮。
人を見る目もある。観察力もある。
ハッカー。情報収集担当。
嫌な客のコーヒーに何かしちゃうくらいには強い女性。何をしたのかは不明。
ハッキングして情報収集。
ハッキングして情報操作。
陪審員のPCにハッキングして自分たちに有利になりそうな記事(自作)を送り付ける。
ノリノリで情報操作。
【チャンク・パーマー】 クリストファー・ジャクソン
一流スタイリスト。 服装、髪型で人に与える印象をコントロールする役割。
過去に一流ファッション誌VOGUEにいた。
大学時代はアメフト部所属でプロを狙えるほどの選手だった。
同性愛者。奇抜なスーツとネクタイがよく似合う。
デート相手のことは事前に調べたくない、自分で知っていきたい派。
しかし誘惑に屈した。
以上、BULL / ブル 法廷を操る男 第9話『大炎上』 たまこ の感想でした🐯
第10話の感想記事はこちら↓