たまこのとられこblog

本、映画、海外ドラマ、アニメの感想、記録するブログ!

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小説-ミステリー

宮園ありあ『ヴェルサイユ宮の聖殺人』-ミステリーでありフランス歴史小説

宗教画に残された血文字、握られた聖書の切れ端戦場帰りの青年士官とマリー=アントワネットの総女官長が挑む神すらあざむく殺人劇の謎 帯より引用 第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品 『ヴェルサイユ宮の聖殺人』 装丁が綺麗で一目惚れ! フランス…

斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』-館クローズドサークル×特殊設定ミステリー

2020年ミステリランキング続々ランクインこのミステリーがすごい!2021年版宝島社国内編第6位 2021本格ミステリ・ベスト10原書房国内ランキング第4位 2020年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第3位 ミステリが読みたい!2021年版国内編第2位 帯より引用…

櫛木理宇『殺人依存症』-グロい、鬼畜、イヤミスで最悪の読後感!

イヤミス注意!子供が酷い目に合う話。とにかく残虐、エロ、グロ、鬼畜、凄惨な事件ばかりで読後感も最悪! ある程度平気だという人もきっとショックを受けるストーリー。苦手な人にはオススメできない。 『殺人依存症』 胸糞が悪い 主人公も好きになれない …

東野圭吾『回廊亭殺人事件』新装版-誰もが見抜ける叙述トリックは嘘!

// リンク 『回廊亭殺人事件』新装版 誰でも見抜ける叙述トリック 女の復讐劇 まさかの実写化!? まとめ

東野圭吾『私が彼を殺した』-全てを明らかにしない終わり方ふたたび!加賀恭一郎シリーズ第5弾

加賀恭一郎シリーズ第5弾! 加賀恭一郎シリーズ第3作目『どちらかが彼女を殺した』と同じく、全てを明らかにしない終わり方! 自分で推理する派の人なら「推理の手引き(袋綴じ解説)」を読めば犯人がわかるかも? 『私が彼を殺した』 3人の容疑者 袋綴じ解…

アガサ・クリスティー『スタイルズ荘の怪事件』-名探偵ポアロ第1作品目&アガサ・クリスティのデビュー作品

『スタイルズ荘の怪事件』 かの有名な名探偵ポアロ初登場作品であり、アガサ・クリスティーのデビュー作 『スタイルズ荘の怪事件』 1920年頃の英国 ベルギー人のエルキュール・ポアロ ポアロの友人ヘイスティングス まとめ // リンク

御手洗潔シリーズ『斜め屋敷の犯罪』-壮大なトリックの館ものミステリー

御手洗潔シリーズ第2作品目 壮大なトリックの館ものミステリーは、『館もの』好きなら読んでおきたい一冊! 『斜め屋敷の犯罪』島田荘司 作者からの『読者への挑戦状』 『館もの』ミステリー 『斜め屋敷の犯罪』の御手洗さん まとめ // リンク

吉田恭教『MEMORY 螺旋の記憶』-オカルト×ミステリーが凄惨な殺人事件をさらに複雑化させる!

槇野・東條シリーズ第6弾!オカルト×ミステリーの一筋縄ではいかない事件を女刑事東條と探偵槙野が追う!シリーズものと知らずに読んだが、問題なく楽しめた。オカルト要素は怖くはないがグロい描写が少しあるので苦手な人は注意しよう。 『MEMORY 螺旋の記…

東野圭吾『悪意』-加賀刑事が“動機”を暴く!

加賀恭一郎シリーズ第4弾! 『悪意』 あらすじ読むべからず! ひたすらホワイダニット! 「悪意」 まとめ // リンク

『五色の殺人者』千田理緒-第30回鮎川哲也賞受賞作

第30回鮎川哲也賞受賞作 丁寧な本格ミステリー作品。主人公の明るさと素人探偵ぶりが馴染みやすく、文章も読みやすいのでミステリー初心者や小学生にもおすすめな作品! 『五色の殺人者』 メイ探偵と恋心 2つの謎 小学生にもおすすめ まとめ // リンク

アガサ・クリスティー『予告殺人』-ミス・マープル長編第4弾

ミス・マープル長編第4作品目アガサ・クリスティ自薦10作品のひとつであり、江戸川乱歩が大いに面白かったアガサ・クリスティの8作品のひとつに選んだ『予告殺人』は期待通りに面白かった! 『予告殺人』 イメージしやすく読みやすい! 動機は早くから判明 …

御手洗潔シリーズ『占星術殺人事件』島田荘司衝撃のデビュー作

御手洗潔シリーズ第1作品目、島田荘司デビュー作読書に目覚めたばかりのころに難しすぎて挫折したことのある作品。読みきれた達成感でいっぱいである。やっぱり難しかったけどね! // リンク 『占星術殺人事件』 読書初心者には難しい! 40年前の事件の捜査…

東野圭吾『どちらかが彼女を殺した』-犯人は誰? 全てを明らかにしない終わりかた 

加賀恭一郎シリーズ第3弾!推理しながら読む派、犯人を当てたい人にオススメのミステリー。 『どちらかが彼女を殺した』 好みの分かれる終わりかた 殺したのは男か?女か? 加賀刑事の捜査 まとめ // リンク

アガサ・クリスティー『動く指』-アガサ・クリスティ自身が選ぶお気に入り10作品のうちのひとつ!

ミス・マープル長編第3作品目、アガサ・クリスティが自薦10作品のひとつに選んだ作品! ミステリーというよりも恋愛小説のような物語だった。もちろんミステリーとしても面白い。 『動く指』 ミス・マープルの出番は? ロマンス小説としても面白い! ミス・…

竹本健治『これはミステリではない』-本格ミステリー好きにはおすすめできない!SF感ある世界観

まさにタイトル通り『これはミステリではない』なミステリー小説。本格ミステリーを期待するともやもやするかもしれない。 『これはミステリではない』 作中作ミステリー 好みが分かれそう 謎は残る まとめ // リンク

櫛木理宇『虜囚の犬』- サスペンス要素強めミステリー!残酷な虐待描写がグロい

初っぱなからグロい残虐なシーンがありグロ耐性ない人にはオススメ出来ない作品。サスペンス要素強めのサスペンスミステリー // リンク 『虜囚の犬』 サスペンス要素強め 「どんでん返し」のサスペンスミステリー 主人公・白石の存在 まとめ //

東野圭吾『眠りの森』-有名バレエ団で起こる殺人事件!加賀恭一郎シリーズ第2弾

加賀恭一郎シリーズ第2作品目。刑事になった加賀恭一郎が事件を捜査する!シリーズ2作目だけれども前作の『卒業』を未読でも大丈夫な内容である。 // リンク 『眠りの森』 刑事ものミステリー小説 ほんのり恋模様 バレエ団で起こる殺人 まとめ

アガサ・クリスティー『書斎の死体』-ありふれた設定だが面白い

ミス・マープル長編第2作目。 『書斎の死体』は1942年刊行なので2020年現在から78年前の作品である。 クリスティー時代から長い年月が経ち、よりたくさんの「ありふれた設定」ミステリーが世に溢れているが、ミステリーの女王が書いた老婦人探偵ミス・マー…

東野圭吾『卒業』-大学生の加賀恭一郎!加賀恭一郎シリーズ第一弾

加賀恭一郎シリーズ第一作品目! 大学生の群像劇ミステリー // リンク 『卒業』 大学生の群像劇 儚いラスト まとめ

アガサ・クリスティ『牧師館の殺人』-ミス・マープル長編初登場作品

アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズ長編第一作目。 恥ずかしながらアガサ・クリスティ作品を読んだのは初めてだった。と言っても、名探偵ポワロはドラマで見たことがあるし、かの有名な『そして誰もいなくなった』や『オリエント急行の殺人』はオマ…

青柳碧人『霊視刑事 夕雨子1 誰かがそこにいる』-女性バディもの!シリアスすぎなくて面白い

霊が見える刑事・夕雨子は女性バディと共に幽霊の声を聞き事件を解決! ホラー感無し! 重苦しくないので気楽に読めるミステリー // リンク 『霊視刑事 夕雨子1 誰かがそこにいる』 珍しい女性バディ 主人公・大崎夕雨子 相棒・野島友梨香 シリアスすぎなく…

エラリー・クイーン『ローマ帽子の秘密』-国名シリーズ第一弾

古典ミステリー『国名シリーズ』の第1作品目 新訳版は読みやすいのでオススメ! // リンク 『ローマ帽子の秘密』 古典ミステリー 時代なのか国柄なのか まとめ

太田忠司『遺品博物館』-読みやすい連作短編ミステリー

普段あまり本を読まないけど読書したいな~という読書初心者さんにオススメなのが短編集。 『遺品博物館』は連作短編集で一編が短い軽めのミステリーなので、隙間時間や就寝前にちょこちょこ読むのにぴったりな一冊! // リンク 『遺品博物館』あらすじ 読書…

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』-クローズドサークルであってクローズドサークルではないミステリー!

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』 タイトルの通り「雪山系クローズドサークル」が書かれた東野圭吾作品で、ノンシリーズ作品なので気軽に楽しめる一冊だった。 // リンク 『ある閉ざされた雪の山荘で 』 こんなクローズドサークルがあったとは! 芝居か…